ファミリー
結婚にまつわる費用や出産に利用できる公的補助制度や子育てにかかる費用など、役立つ制度を紹介。
ある日突然、蒸発した妻に慰謝料を請求することは可能?
自分と子どもを捨て、別の男と暮らしている妻が許せない
Aさん(50歳男性)は、現在怒りに震えています。ある日、家に帰ってみると妻が3歳の子供を放置し、「出ていきます」と書き置きを残して去ってしまったのです。突然子供と2人の生活を強いられたAさんは、母の協力を仰ぎ、必死に子育てと仕事を両立させます。子供は母親がいないことに戸惑いを見せることも多く、申し訳ない気持ちでいっぱいだったそう。
1月から始まる中学受験、イマドキの出願校数の平均は?
数字から読み解く中学受験:連載第三回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。年が明けるとあっという間に受験シーズンに突入。1月になると埼玉県、千葉県の入試がスタートします。本命が2月1日からスタートの東京、神奈川の中学校であっても「お試し受験」として腕試しをする小学生が多いのではないでしょうか。受験が長期戦となることで、気になるのは受験校数。一体、どのくらいの学校に出願するのでしょうか?今回の中学受験に関する数字…7校
統計的に“運命の相手”はどこで出会いやすいのか
5300人の“有力な”出会い場所とは?
人間の時間感覚はその人が生きてきた長さに負の相関をもつ、という話があるそうです。つまり、子供にとっての1年は生きてきた長さに占める割合が大きいので大変長く、お年寄りにとっては、たとえば70年分の1年だったりしますので、あっという間に感じる、ということです。そう考えると、結婚しよう!と相手を探す年齢が上がれば上がるほど、たかが1年と感じることになり、ますます出会いが遅れてしまうことになることもあるでしょう。ある程度年齢が上がった人ほど、その「あっという間」を積み重ねないように、印象論ではない、出会うための正しい情報を持ち、活動に生かす意味が出てくるともいえるかもしれません。今回は、世界中の恋人たちのイベントデーともいえるクリスマス間近、ということで、実際に結婚したカップルは一体どのような出会い方をしたのか、という大規模調査の結果をご紹介したいと思います。
乳幼児のクリスマスギフトに最適なオモチャの選択基準
“サンタさん”が注目すべき点は?
間近に迫ってきたクリスマス。子供たちにとっては、今年はサンタさんからどんなプレゼントがもらえるのか、期待と不安が入り混じる、1年で最も楽しい時期かもしれません。しかし、子供にどんなプレゼントをあげるといいのか、毎年頭を悩ませている“サンタさん”も多いのではないでしょうか。特に、子供がまだ十分に言葉を発することができない乳幼児の場合、プレゼント選びは至難の業です。そこで今回は、ネット通販大手・楽天が開いた「楽天おもちゃ大賞2018」の発表イベントの内容を基に、乳幼児のクリスマスプレゼントに最適なオモチャの選び方を考えてみたいと思います。
育休中は正社員の妻を扶養に!「配偶者特別控除」の活用法
節税効果だけでなく保育料が安くなる可能性も
正社員の妻でも育休中の間は「配偶者控除」「配偶者特別控除」を活用して税金が低くなるかもしれないことをご存知でしょうか?配偶者(妻)が正社員や年収が高い場合「税金の控除は関係ない」と思いがちですが、育休中など年収が低い場合は、控除対象になる可能性があります。さらには、復帰後の保育料も安くなる可能性もあります。今回は、育休中の子育て世帯がチェックしておきたい「配偶者控除」「配偶者特別控除」について、ご紹介します。
オプジーボによるがん治療とは?後悔しないためにやったこと
がん治療で高めるべき「患者力」
2018年3月に最愛の妻である山下弘子さんを25歳で亡くされた、夫・前田朋己さん( 前編記事 )。出会った時にはすでにがんになっていた弘子さんと、5年間一緒に過ごした前田さんは、その日々を振り返りながら、がんと共生するためには「患者力」という能力が大切だったと語ります。また、19歳でがんを発病した弘子さんは、6年にわたるがんとの共生において、本庶佑氏のノーベル生理学・医学賞受賞で注目を浴びたがん治療薬・オプジーボを使った治療も受けています。オプジーボを使った治療自体は、患者によって効果や副作用の有無がありますが、ひとつの事例として、弘子さんのオプジーボ治療のお話もうかがいました。
中学受験で"大学付属校人気"のトレンドが続いているワケとは?
数字から読み解く中学受験:連載第三回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。いよいよ中学受験本番に向けて2カ月を切りました。小学6年生のお子さんがいる家庭では、志望校の最終決定も佳境を迎え、塾の面談や家族会議に追われているかもしれません。今回は「志望校に大学付属校を選ぶのはどうなの?」というお話です。今回の中学受験に関する数字…30~69%または70%以上
「低所得・低学力の子どもは怠け者」のウソ
大学に行きたい子どもとそれを"望めない"親
NP0「キッズドア」は、生活困窮世帯を対象に親の年収差が招く教育格差の背景を調査。調査を受けて、渡辺由美子・キッズドア理事長は食料を買うのにも苦労する家庭が少なくないこと、低所得・低学力の家庭の子どもも関わり次第で中退が減ることなどを指摘しました。前編「大学生を見たことがない」子どもたち…日本が抱える貧困問題」引き続き、渡辺理事長にお話を伺います。
小学生の子どもに交通系ICカードを与えるメリットって?
電子マネーを使って子どもに「お金教育」をしよう!
交通系ICカードと言えば、買い物や交通機関で、ピッとかざすだけで即決済ができる優れもの。今や、大人だけではなく、子どもはもちろん、お年寄りだって日常的に使っている大活躍の電子マネーです。子どもがいる家庭では、塾や習い事などを理由に、子どもに渡すことが多いのではないでしょうか。わが家でも、子ども用のPASMO(パスモ) からデビューしました。現金にはない利便性とは裏腹に、気を付けたいこともありますが、今後さらに普及していく電子マネーは、子育てをするうえで避けては通れないお金です。
がんをわずらう確率は2人に1人。妻を亡くした夫が語る闘病とお金
妻・山下弘子さんと過ごした5年間のがんとの共生
男性62%、女性47%――これは、国立がんセンターの最新がんデータ統計による、生涯でがんに罹患する確率です。2人に1人が罹患する可能性があるがんについての知識は、いつ来てもおかしくない自分や大切な人ががんに患した時のために欠かせない、大切な情報になります。がん保険CMにも出演し、2018年3月に25歳で逝去した山下弘子さん。19歳で巨大な肝臓がんが見つかり余命宣告を受けても、病に負けず、全力で“今”を生き抜く姿が印象に残っている人もいるのではないでしょうか。今回は、弘子さんの夫・前田朋己さんに、現代社会で後悔なくがんと共生するために必要なお金の話について語っていただきました。「余命半年」と告知された弘子さんと、彼女が20歳の時に出会い、その後の5年を一番近くで過ごした前田さんから見た、がん闘病の実態とは――。
30歳女性「子供を授かりたいけれど、出産後の収入減が不安」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。結婚して1年半。そろそろ子供がほしいと思っています。夫は私より2つ年下で、収入もわずかですが私の方が高いです。そんな中で私が育休に入ったら生活できるのか不安です。そして、育休後に復帰しても、しばらくはフルタイムで働くのは厳しいと思っているので、その分収入も減ると思います。貯金も少なく、余裕がないのですが、将来のために終身の生命保険にも加入しました。夫婦共に奨学金の返済も残っていて、普通の家庭よりも家計が厳しいと思います。いろいろ考えると、今子供ができたら生活できるのか心配です。子供はもう少し貯金が貯まってからの方がいいのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、30歳、既婚、子供なし・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:43万円 夫:20万円 妻:23万円・毎月の支出目安:35万円・貯金:200万円・負債(住宅ローンなど):なし
必死に貯金する主婦が陥りやすい、子育て家計の落とし穴
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は前野彩氏がお答えします。これからきちんと貯蓄できるのか不安です。2人目の妊娠発覚後、体調不良もあり、パートに転職しました。保育園に入園でき次第、パートに戻る予定です。子どもはあと1人、第三子までほしいと考えています。ただ、養育費が負担になっていて正直ストレスです。そのためか、貯蓄をしなければと少しムキになっているのかもしれません。また、第三子が生まれた後は、私も正社員として働いていきたいと考えています。子どもの進学先はなるべく公立を予定しています。ボーナスの半分を貯蓄できるようにする予定で、残りの半分は車検や税金等の支払いにあてる予定です。主人は楽天家なため、貯蓄ばかりしないで、もう少しゆとりを持って生活してみてはと言うので、交際費を少し増やしていくべきかについても悩んでいます。今の家計状況で、もう少し交際費を増やしても大丈夫でしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:公務員)、子ども1人(小学生)・職業:パート(もうすぐ産休で来年早めに
産後うつを増やさないために 今、注目の「産後ケア」とは
子どもが1歳を迎えるまでは、切れ目なくサポートすることが必要
妊娠、出産は人生の一大イベント。妊娠が分かった瞬間から、産院選びや赤ちゃんグッズの購入、果ては教育費まで、お金のことを含めた今後の生活についてを計画的に考える人も多いのではないでしょうか。赤ちゃんの誕生は誰にとってもハッピーなもの。でも、その一方で見過ごせない問題も起きています。それは、出産後に自ら死を選ぶ女性が後を絶たないという現実です。
「大学生を見たことがない」子どもたち…日本が抱える貧困問題
貧困家庭の子どもを低学力にする本当の理由
子どもの貧困とともに親の収入差による教育格差が広がっていることが指摘されています。低所得の家の子どもが低学力になりがちなのはなぜか。その背景を詳細に探る調査を、貧困家庭に無料学習支援を行うNPO「キッズドア」が実施。10月に報告会を開き、貧困のため食料を満足に得られない子どもが予想以上に多く、低所得・低学力の子どもは文化的体験も少ないなどの状況を明らかにしました。調査結果を受けて、渡辺由美子・キッズドア理事長に改めて子どもの貧困と教育格差の実態について伺いました。*調査概要:自記式質問調査用紙による調査(2017年12月、2018年3月)と親子ヒアリング調査(2018年6月~8月)をキッズドアの学習会に参加する中学生207人と保護者147人(親子ヒアリング調査は16世帯)を対象に実施。基本的にひとり親家庭、児童扶養手当・就学援助の受給世帯などの生活困窮世帯を対象にし、ひとり親世帯の割合は63.2%。世帯年収は平均304.9万円。お茶の水女子大学・基幹研究院人間科学系(教育社会学)の耳塚寛明教授監修。
民間事業者を利用し、約30万円の費用で女の赤ちゃんを迎えた夫妻のケース
事業者探しから登録、子どもを迎えるまで:連載第4回
特別養子縁組を考えるご夫婦にとっての最大の関心事は、民間事業者の選び方ではないでしょうか。費用面を含め契約前に民間事業者について十分に調べておくことは、納得いく形で子どもを迎える際の大切なポイントとなります。ここからは、民間事業者を介して生後2週間の女の赤ちゃん(当時)を迎えた自営業、齋藤和也さん・あかりさん(現在49歳・46歳、仮名、東京都在住)夫妻のケースを通じ、民間事業者を選ぶ際に大切にすべき事柄について2回にわたり考えます。まずは費用面から――。
塾代は総額200万円以上!?学年別、中学受験にかかるリアルな費用
塾代・受験費用・私立中学の学費まで
いまや全国で約7%が私立中学に進学しています。首都圏だけをみれば、東京で約25%、大阪で約9%の中学生が私立に通っていることに。筆者の子どもも私立中学に進学していますので、子育て世帯から中学受験の費用についてよくご質問をいただきます。今回はその中でもよくあるご質問「塾代いくらかかる?」「学費どのくらい用意したらいい?」を筆者の体験も含めご紹介します。
アラサーで結婚するには、何歳で婚活を始めるべき?
データで見る「結婚までの所要時間」
日本における初婚年齢の上昇が何十年にもわたって止まらないことは、もういうまでもないかもしれません。1985年以降の約40年間で、男性の初婚年齢の平均は28歳から31歳へ3歳上昇、女性は25歳から29歳へ4歳上昇しています。しかし、さすが「同調圧力の強い日本人」といったところで、この男性31歳、女性29歳という平均初婚年齢が新聞などのマスメディアで取り上げられると、「うちの娘は大学を出たばかりだし、まだあと5年はあるわね」「息子は30過ぎて結婚できればいいわ」と考える親世代が少なからず、というかほとんどです。また、渦中の子世代の人々も「アラサーくらいに結婚したらいいよね」「30過ぎに結婚すればいいんだね」と感じるようなのです。しかし、これは本当でしょうか。この考え方には2つの問題点があります。1つ目は「みんなの平均が、自分(もしくは自分の子)にとっての最適解なのか」という検証がなされていない点。2つ目は「結婚は降って沸いたようにその年に発生するイベントなのか」という視点が欠落した、ライフイベントの時系列を無視した考え方である点です。1つ目については、読者の皆さんが「本当に31歳、もしくは
盛り上がっているのは首都圏だけ?知っておきたい中学受験の常識
数字から読み解く中学受験:連載第二回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。年々過熱の一途を辿っていると言われる中学受験ですが、実際のところはどうなのでしょうか。今回は、「中学受験にチャレンジする子どもたちってどれくらいいるの?」というお話です。今回の中学受験に関する数字…13.7%