生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
中国5000万人の「ぼっち市場」がスゴい進化を遂げていた
都市部で急増する「空巣青年」の実態
「平日の晩御飯は1人で食べる事が多いです。もちろん同僚や友達と一緒ということもあるけど、みんな忙しいし、何より1人が気楽だから」よく聞くセリフだと思うかもしれません。でも、話してくれたのが日本人ではなく、中国人の20代の女性だというと、ちょっと意外に感じるのではないでしょうか。東京の銀座や大阪の心斎橋に押し寄せる観光客の集団を目にしていると、中国人といえば、いつでも大人数でいるようなイメージがあります。しかし近年、都市部を中心にそれが変わりつつあります。中国の若者たちに今、何が起きているのでしょうか。現地の実情を調べてみると、日本以上に進化した「おひとりさま市場」が広がっていました。
10万円を運用するなら…利回りを稼げる運用先4選
お金のプロは使わない10万円をどうするか
あなたの預貯金口座に、常に10万円以上使っていないお金はありませんか?もしそうであれば、預貯金の金利は0.001%なので、全く増えません。特に使う予定がないのであれば、利回りを稼げる場所にお金を移しましょう。今回は、筆者が独断で選んだ、利回りを稼げる運用先4選をご紹介します。*運用は自己責任でよろしくお願いします。
お金と怪物の浅からぬ縁
お金のことば4:マネーの語源
2016年に公開された米国映画『マネーモンスター(Money Monster)』をご存知でしょうか。テレビの投資情報番組『マネーモンスター』の人気司会者であるリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)が、生放送中に乱入してきた謎の男に人質に取られ、番組もジャックされることに。謎の男は「株の情報操作が不正に行われたため全財産を失ってしまった」と主張するのだが……という筋書きのサスペンスストーリーです。さてここで注目したいのは『マネーモンスター』という題名。この題名には、英語の語源に詳しいと「ニヤリとできる」秘密が隠れています。おそらくは映画の製作者も自覚していないであろう秘密です。……実はマネー(money)という言葉の語源を探っていくと、なんとその先には「怪物」すなわち「モンスター(monster)」が待ち構えている、というのです。といっても「マネーの語源がモンスターである」などという単純なお話ではありません。でもマネーとモンスターの間には、言語的な「縁」が間違いなく存在するのです。さて、それは一体どんな「縁」なのでしょうか。
“ゆとりある老後”は実現できるか? 35歳夫婦の家計診断
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。預金をただ銀行に眠らせておくのはもったいないと考え、さまざまな投資や保険に手を出しているのですが、自分のやり方が正しいのか、理にかなっているのかが気になっています。見直した方がよい点など、アドバイスをいただけませんでしょうか?【現在の収入金額と支出】自分:35歳、年収900万円(大手自動車部品メーカー勤務)妻:35歳、年収500万円(地方公務員、現在育児休暇中、来春復職予定)子供:4歳娘・2歳息子支出:50~70万円/月【今後の収入変化と特別支出】自分:年30万円ペースで上昇中。3~4年後に課長昇進(年収約1,100万円)の見込み。課長昇進後、昇給はほぼなし。妻:年2%ペースで上昇見込み。子供が経済的に自立するまでは仕事を続ける予定。特別支出:2年後に700万円程度の車を買いたい。10年周期で同程度の車に買い替え予定。そのほか、現在は300万円で購入した普通車を所持(5年目)。こちらも10年周期で同程度の車に買い替え予定。【退職
“21年ぶり高値”よりも深刻な「国産ミカン」の構造問題
今シーズンの不作は予測できていた
最近、国産ミカンの不作が一部メディアで報じられ、話題になっています。2017年12月の平均卸値は21年ぶりの高値となっており、私の経営するフルーツギフトショップでも仕入れ原価の上昇をひしひしと実感しています。このニュースについては、「農業の高齢化が問題」「天候に恵まれなかった」「需要が殺到したからか」など、さまざまな見方がなされています。ミカン不作問題の本質は何なのか。実際に商品として取り扱っている立場から、現状について解説したいと思います。
1年の“家計”は元旦にあり すべてを左右する器って?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。新しい年が始まりましたね。年初から家計簿を始める方はよくいらっしゃいますが、ほかにしておくとお得なお金の習慣はありますか? 昨年はとくになにもしていなかったのですが、例えば一家の医療費がそこそこの額になることもあるので、病院にかかった場合レシートを貯めておくとか、確定申告もしたほうがよさそうな気がしています。現在、副業はしていませんが、せっかくなので気をつけておきたいことを教えてください。(30代前半 既婚・子供一人 女性)
“現金主義の妻”は投資が嫌い 説得しても話は平行線で
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。質問が2つあります。ひとつは、20代の妻が投資に関して無関心、いや、むしろ、毛嫌いしていることです。資産は少しずつですが、確実に増えているのですが、妻は「いつどうなるかわからないことにお金を使うなんて。今、確実な現金があるんだから、そんなことしなくたっていいじゃない!」といった具合です。私が「老後のため」「余裕ある生活を送るため」などと必要性を説いたところで、まったく理解してくれません。わかってもらえるような方法はあるでしょうか?もうひとつは、投資法の変更についてです。今まで株式投資を中心に行っていましたが、自身の年齢も考え、そろそろ不動産投資に切り替えようかと考えています。区分所有のマンションから始めようと思っています。資金として、現在の株式1,000万円をすべてを頭金にするのか。それとも株式を半分残して500万円程度の頭金にするのか。あるいは、ほかによい案があればアドバイスをお願いします。また、現在は自宅マンションの住宅ローン
切って漬けるだけ「ぽりぽり柚子大根」の作り方
シンプルレシピの常備菜
おいしい大根が安く手に入る季節になりました。丸ごと買うのはちょっと……と躊躇している方にオススメなのがこちらのレシピ。とにかく美味しくて、ぽりぽり食べる手が止まりません!食卓の定番としてぜひ常備しておきたい作り置きおかずですよ。
ことわざで学ぶ「お金との付き合い方」
お金のことば3:お金のことわざ
皆さんは、年末年始の時間をどう過ごす予定ですか。年の始まりは、ご自身の今後の生活や仕事について落ち着いて考える時間もあることでしょう。そこで今回紹介したいのが、お金のことわざです。それも《時は金なり》とか《金の切れ目は縁の切れ目》とか《安物買いの銭失い》などのメジャーなことわざではありません。皆さんがいままで耳にしたことがないであろう「マイナーなことわざ」を取り上げてみたいのです。ことわざ――すなわち昔の人々の経験や知恵の結晶――を振り返ることで、新しい年に向けて、お金とのお付き合いの仕方を改めて学んでみるのはいかがでしょうか?
意外と知らない商売の仕組み:隠れ家的古書店の12年
コミュニケーションする本屋ができるまで
2006年、東京・吉祥寺でオープンして以来、多くのファンをもつOLD/NEW BOOKSELECTSHOP「百年」。小説から音楽、美術、ダンス、芸能史に至るまでの幅広い古書をメインに、新刊本、ZINEやリトルプレスまでを扱う独特の品揃えは、いかにしてできあがったのか?前回の「古書店の作り方」に引き続き、店主の樽本樹廣さんに教えてもらいました。
公認会計士の誕生、そして簿記理論の完成へ
簿記の歴史物語 第21回
シャーロック・ホームズが誕生した1880年代は、簿記理論が完成した時代でもありました。当時のイギリス・アメリカの経済を学ぶことは、簿記がなぜ今のような形に発展したのかを知るうえで欠かせません。まずは、ホームズの時代までの概略を復習しましょう。
市場規模は5年で4倍、「甘酒」人気が急拡大のナゼ
魅力は“自然な甘さ”だけじゃない
大晦日になると、神社で振る舞われる甘酒。こっくりとしたお米の自然な甘さは、寒空の下で冷えた体をゆっくり温めてくれます。その甘酒の需要が今、急拡大していることをご存知でしょうか。ある調査では、市場規模は5年間で4倍弱まで成長したという結果が出ています。いったい甘酒のどういう要素がどんな層に受け、ここまで需要が拡大しているのでしょうか。
年明けがヤマ場、「日銀総裁人事」は暮らしをどう変える?
“次期総裁レース”は大混戦
第2次安倍晋三内閣が進めてきたアベノミクスの下で、日経平均株価は2012年秋の9,000円前後から2017年11月には一時、2万3,000円台まで上昇しました。景気回復局面も5年間となり、戦後2番目の長さとなっています。この間の金融政策を支えてきたのが、2013年3月に就任した日本銀行の黒田東彦総裁です。総裁の任期は5年のため、2018年の4月には次期総裁が就任することになります。安倍首相は年明けにも次期日銀総裁を誰にするか決断する、ともいわれています。株価だけでなく日本の経済全体、ひいては私たちの暮らしに大きな影響を与える金融政策は、後任の日銀総裁の下でどのようになるのでしょうか。
意外と知らない商売の仕組み:愛される古書店の作り方
新刊書より儲かる?古書店という商い
ずっと探していた本が見つかったり、あるいは未知の本に出会えたり。そんな本との出会いがあるのが、古書店。その一方で、古書店の経営については、意外と知られていません。店舗を構え、個人からの持ち込みで買い取りを行う古書店の開き方とは? 今回は、吉祥寺で2006年に開店、古本を中心に新刊、リトルプレスを取扱い、他ではみられない品揃えで、多くのファンをもつOLD/NEW BOOKSELECTSHOP「百年」の店主・樽本樹廣さんにお話を伺いました。仕入れから利益率まで、気になる古本の世界を教えてもらいました。
市場シェア4割、知られざる“優良サラダ企業”の秘密
アナタも知らずに食べているかも
昨日のクリスマスイブの夕食に、スーパーやコンビニでポテトサラダなどを買って食べたという人も少なくないのではないでしょうか。その中でも多くの人が口にしたかもしれないのが、ケンコーマヨネーズという会社が作ったサラダです。同社の社名を認識したうえで購入している人は決して多くないはず。それでも、国内市場で圧倒的なシェアを握っているのはなぜなのでしょうか。知られざる“優良サラダ企業”の秘密に迫ってみます。
損してない?会社員でも確定申告が必要なケースとは
払いすぎた税金を取り戻そう
会社員で年間の給与収入が2000万円以下の場合、所得税の納税は給与から天引きで国に収める「源泉徴収方式」になります。そのため、税金を自分で計算して納付する必要がなく、納税に対して無関心になりがちな側面もありますが、実は、会社員でも確定申告が必要な場合があります。きちんと理解して申告しなければ、本来受けられるはずの控除が受けられないこともあり、せっかくの税金が戻って来るチャンスを逃してしまう可能性大!そこで今回は、会社員でも確定申告が必要なケースをご紹介します。
世界を動かす、学校じゃ教えてくれない「お金の常識」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。19歳の大学生です。来月に20歳を迎え、年金なども始まります。現在、漠然とですが、お金に対して不安を抱いています。これからの超高齢化社会では、一人の若者が数人の高齢者を支える構図になると聞いて心配です。学校では、お金や資産の扱い方については教えてもらえません。家庭で聞くこともできますが、私は自身の家庭について「人並み以上に裕福であるとは言えない」と感じています。そのため、両親とはまったく違う現代の金銭的な感覚を学ぶべきなのではないかと思っています。こういった背景から、私は実用的なお金の知識を求めています。ティーンエイジャーまたは二十代の、これから仕事を見つけていく若者が資産設計していくにあたって読むべき本や、お金のプロの方の推薦書はありますか? また、今後すべきことなどがあったら教えてもらえるとうれしいです。(10代後半 独身 男性)
ぼっちに耐えられない人へ…「孤独力」の本当の効果
「孤独に耐えられない人」に共通する3つの特徴
常にSNSを気にしていて、誰かとつながっていないと不安になったりしていませんか?友達や同僚からの視線を意識しすぎて、本音をいうのを我慢していませんか?自分の判断に責任を持つことを放棄して、いつも他人に判断を委ねていませんか?今、もし「生きづらい」と感じているならば、ひとりで自分と向き合うことが必要かもしれません。