妊娠・出産
妊活から妊娠後にかかる費用、出産に利用できる公的補助制度などを紹介。
夫手取り年収640万、子ども2人とマイホームを計画中。育休後の妻の働き方をどうする?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、27歳、会社員の男性。現在は共働きの相談者夫婦。4年以内に子ども二人の妊娠・出産と、マイホーム購入を計画しており、今後の貯蓄計画を検討しています。妻の働き方をどうするか未定だといいますが……。FPの渡邊裕介氏がお答えします。 1年後に結婚式(200万出費)、2年後に第一子出産(妻は育児休暇に入る)、3年後に住宅購入(建物価格4,000万)、4年後に第二子、5年後に育児休暇が終了しそのまま退職を考えています。妻の再就職について、扶養の範囲か社員として働くかは未定です。毎月いくらの貯金ができるよう頑張るべきでしょうか?※内容を一部編集しています。【相談者プロフィール】・男性、27歳、会社員、既婚・同居家族について:妻(28)、年収400万(手取り)・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:40万円(妻除く)・年間の世帯の手取りボーナス額:160万円(妻除く)・毎月の世帯の支出の目安:27万円【毎月の支出の内訳】・住居費:17万5,000円・食費:
世帯年収276万「義母から子どもを望まれるも、お金が不満で踏み切れません」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、27歳、自営業の女性。夫婦で事業を営んでいるという相談者。義母から子どもを望まれていますが、300万円を切る世帯年収と、産休・育休のない自営業のため、躊躇しているといいます。相談者の家計で子どもをもうけることは可能でしょうか? FPの氏家祥美氏がお答えします。義母から子どもをせがまれていますが、お金が不安で踏み切れていません。主人は自営業、私もその手伝いのため、収入は不安定です。具体的にどのくらいの貯金があったら安心して子どもを作れるか、目安を明確にしたいと思っています。主人にはお兄様がいらっしゃるので、介護などは必要ないと思っていますが、私の両親は貯蓄がないので、遠い将来介護(介護施設入居の費用負担)の可能性はあります。【相談者プロフィール】・女性、27歳、自営業、既婚・同居家族について:主人(32)歳は自営業、私はその手伝いです。役員報酬はそれぞれ15万円取っています。介護や病気などはありません。・住居の形態:持ち家(マンション・集合住宅)
不妊治療中でマイホーム計画中の28歳女性、治療にいくらかけられる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、28歳、会社員の女性。マイホーム購入を計画中ですが、不妊治療中で、今後どれだけお金がかかるかわからない中、どのように資金計画を立てればいいかとのご相談です。FPの三澤恭子氏がお答えします。マイホーム計画中で4,500万程を頭金なしで借り入れる予定ですが、不妊治療もしており、今後どれだけお金がかかるか分からない中どんな計画をたてて貯金をしていけばいいか分からないので教えてほしいです。子どもは2人、授かれれば3人目もほしいです。子どもが生まれても夫婦で働き続ける予定です。また現在、貯金は好きで出来ている方だと思っているのですが投資など一切行っていません。興味はあるものの何から手をつけたらいいかよく分かりません。つみたてNISAが気になるのでそれについて勉強中です。保育料を安くするためにiDeCoも子どもが産まれたら始めたいと思っています。住宅ローンはまだ予定の段階ですが1,500万の土地を購入し、3,000万程の家を建てる予定。金利は変動金利0.4
30代後半夫婦「世帯月収28万で将来が不安。子どもは諦めたほうが?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、収入に不安があるため、子どもを諦めるべきか悩む36歳の女性。改善策と、少額でもできる投資を知りたいといいますが…。FPの伊藤亮太氏がお答えします。低収入の為老後が不安です。子どもも欲しいですが、夫の収入だけでは不安なため、金銭的にあきらめるしかないと思っています。改善策と、少額でもできるおすすめ投資があれば教えてください。<相談者プロフィール>・女性、36歳、既婚(夫:36歳)・子どもなし、数年後に相談者の母親と同居予定・職業:パート・アルバイト・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:28万円(相談者12万円、夫16万円〈残業なしの場合〉)・年間の世帯の手取りボーナス額:13~15万円・毎月の世帯の支出目安:18.5万円【支出の内訳】 ・住居費:6万円・食費:1.6万円・水道光熱費:1.7万円・教育費:なし・保険料:夫(天引き)掛捨0.47万円、 相談者:死亡貯蓄型1.68万円・医療0.272万円・通信費:2万円・車両費:0.15万円
30代共働き・夫婦別財布「出産・育児で妻の収入が減るのが不安」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、妻の方が収入が高いという夫婦別財布の30代共働き主婦。この先、出産や育児で妻の収入が下がることを考えると、漠然と不安だといいます。FPの三澤恭子氏がお答えします。夫婦共働きで、財布は別です。それぞれ月5万円ずつ、夫婦の共通口座に貯蓄しています。貯蓄と生活費を出し合って残ったお金は、お小遣いとしてそれぞれが管理しています。いまは夫よりも給与が高いですが、今後子育てや老後を考えると、私の収入が下がることも予想されるので漠然と不安です。そんなに無駄遣いをしているとは思いませんが、このままでいいのかアドバイスがほしいです。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、31歳、既婚(夫:31歳、会社員)、子どもなし・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の手取り金額:49万円(夫:21万円、妻:28万円)・年間の手取りボーナス額:120万円・毎月の世帯の支出目安:約39万円【支出の内訳】・住居費:8.5万円・食費:5万円・水道光熱費:1.3万円・教育費
出産や育児にはいくら必要?バイトで家計を支える漫画家志望の夫
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、漫画家志望の夫を持つ34歳のパート主婦。夫はバイトで家計を支えますが、今の状況で子どもを生んでも大丈夫なのでしょうか。FPの鈴木さや子氏がお答えします。 夫婦ともにアルバイトですが、夫は漫画家志望でゆくゆくは自営業になる予定です。この先、子どもが欲しいと考えていますが、このままの家計で大丈夫でしょうか。出産や育児にいったい、どれくらいお金が必要になるのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、既婚(夫:32歳、アルバイト)、子供なし・職業:パート・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:32万円(夫:17万円、妻:15万円)・年間の手取りボーナス額:なし ・毎月の世帯の支出目安:27万円【支出内訳の目安】・住居費:7万円・食費:6万円・水道光熱費:1.2万円・教育費:なし・保険料:0.6万円・通信費:1万円・車両費:なし・お小遣い:8万円・その他:3万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:5万円・現在の貯蓄総額:
出産後、家計を見直しても思うように貯金ができず焦ります
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はたけやきみこ氏がお答えします。妊娠・出産を機に家計の見直しをしました。夫婦で格安スマホに変え、電力会社を見直し、保険も必要最低限の死亡保障にしました。しかし、赤ちゃんが生まれると、まず光熱費が上がりました。産後の体調不良に悩まされ、私の医療費も上がっています。以前のように貯金ができずに焦っています。いくらほど貯金があれば、いざという時安心できるのでしょうか。また、家計の節約のために何かできることはありますか。〈相談者プロフィール〉・女性、29歳、既婚(夫:30歳・公務員)、子供1人(7ヵ月)・職業:公務員(※2019年4月まで育児休業中)・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯月収:40万円・毎月の支出目安:35万円・貯金:250万円・投資:約70万円・負債(住宅ローン):3800万円(※産休に入るまでの年収:夫510万円、妻470万円)
夫婦ふたりの不妊治療経験、7年でやってきたこと
不妊は両方に原因がある場合が少なくない
「男性不妊」の原因の多くを占めるのが、精索静脈瘤。前回は、腹腔鏡手術をし、周囲にもオープンにして克服したご夫婦にお話を聞きました。今回は、同じ精索静脈瘤ですが、開腹手術を選び、周囲に特にオープンにせず、妊娠・出産に至ったご夫婦に経験を話していただきました。男性不妊以外の問題も見つかり、原因はひとつだけではありませんでした。
夫婦が経験した男性不妊の治療〜周囲に話した人の場合〜
姑の方が夫の男性不妊にショックを受けて
女性の不妊治療については、メディアでも様々な経験談が取り上げられるようになりました。しかし、「男性不妊」については、治療法を含めて、まだまだ情報や知識が乏しい現状があります。男性不妊の当事者であるご夫婦2組に経験を伺いました。
36歳女性、不妊治療に年間180万「貯蓄が減る一方です」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。仕方がないとはわかっているのですが、不妊治療をしているので、貯蓄が減る一方でまったく貯まりません。治療や検査の内容によって毎月の金額にばらつきはありますが、治療費は年間で180万円ほどかかります。体に負担をかけたくないので仕事はしていません。また、妊娠しやすい体を作るために、本で得た情報やセミナーで聞いた食材をよく食べるようにしています。疲れて外食にしてしまう日も多いのですが、体には気を使っているつもりです。ただ、今のまま支出を続け、貯蓄が減ってしまうと、たとえ子を授かっても生活が大変になるのではないかと心配になるときがあります。働きに出ることも不安ですので、やりくりでなんとか支出を抑えていきたいと思っています。〈相談者プロフィール〉・女性、36歳、既婚(夫:36歳・会社員)・職業:専業主婦・手取りの世帯月収:63.2万円・手取り年間ボーナス:なし・貯蓄:約800万円【支出の内訳(62.6万円)】・住居費:12万円 ・食費:1
38歳手取り月30万「3人目の子どもが欲しいけれど収入が不安」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。3人目の子どもを作るかどうかで悩んでいます。現在の仕事は残業がほとんどなく、収入的に少々不安です。去年の世帯収入は額面で570万円。貯金がある程度ありますが、将来のためには定期預金だけでなく、株などで運用をした方がよいのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、38歳、既婚(妻:専業主婦)、子ども2人(8歳・4歳)・職業:会社員・年収(額面):570万円(手取り月収30万円)※一般企業の賃金カーブで昇給予定・預貯金:750万円・国債:100万円・学資保険(払込済):150万円・自社株:40万円・確定拠出年金:月1万円(60歳時に2,000万円)・個人年金:年10万円(60歳時に480万円)【家計の内訳】・食費:7万円・教育費:5万円・交通費:2万円・光熱費:2万円・通信費:2.5万円・生命保険:2.5万円・娯楽・交際費:4万円・日用品・衣料費:1万円・医療費:1万円・財形貯蓄:3万円※住宅ローンは
夫婦そろって保険に未加入、妊娠前に加入するべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は前野彩氏がお答えします。結婚2年目です。先日、たまたま友人と保険の話になり、私たち夫婦が「今まで何ひとつ保険に入ったことがない」と話すとびっくりされ、なんらかの保険に絶対入るべきだとアドバイスされました。でも、何に入ればよいのか、選ぶ基準も保険の種類もわかりません。保険には必ず入ったほうがいいのでしょうか。また、それはどうしてなのでしょうか。そろそろ子どもが欲しいと言うと、「保険に入るなら、妊娠する前に入らないと損するよ」と言われました。保険の仕組みが複雑すぎて、よくわかりません。アドバイスよろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・女性、29歳、既婚(夫:39歳)、子どもなし
年収750万なのに貯金ゼロ「そろそろ子どもがほしいです」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。結婚して2年目、30代女性です。そろそろ子どもが欲しいとは思うものの、結婚式や新婚旅行でお金を使ってしまい、貯金がまったくありません。出産、育児金はどれくらい必要でしょうか。共働きで世帯年収は750万円になります。〈相談者プロフィール〉・女性、30代前半、既婚、子どもなし・手取り世帯年収:750万円
知っておきたい!妊活から出産までにもらえる補助金制度
一般的なものからユニークなものまで
「赤ちゃんが欲しい」と思っていても、お金のことが心配で、なかなか一歩が踏み出せない方もいるでしょう。赤ちゃんを迎えるためには、妊活時の基礎体温計の購入から始まり、マタニティー用品やベビー用品の準備など、色々なお金がかかります。さらに、妊娠や出産は、健康保険が適用されないため、妊婦検診や分娩費用も自己負担の金額が大きくなります。そこで赤ちゃんを望む方、全員が知っておきたい、妊活から出産直後までにもらえる国や市区町村の補助金制度を紹介します。
不妊治療の当事者「相談できる人がいない」ことが一番つらい
出産後も不妊治療のことで悩みが続く
どこのクリニックにすればいいかは相談できても、治療がうまくいかず、落ち込みがちな時に精神面での支えになる相談相手がいない。それが、結局は不妊治療をする人たちの様々な悩みの根本にあると、不妊に悩む人のための支援団体・Fine理事長の松本亜樹子さんは言います。解決策はあるのでしょうか。前編の不妊治療のやめ時はいつなのか?深刻度増す「お金の問題」に引き続き、不妊治療と当事者の今現在の悩みについてお聞きします。
不妊治療のやめ時はいつなのか?深刻度増す「お金の問題」
治療との両立に悩み、仕事を辞めた人は2割
不妊治療のために仕事を辞めざるを得ず、その結果、収入が減る。一方で、治療技術が向上した分、オプション費用などが増え、治療費は高騰――。こうした状況下で、不妊治療のお金の問題に悩まされる人が増えているといいます。不妊に悩む人を支援するNPO法人・Fine理事長の松本亜樹子さんに現状を伺いました。
不妊治療の種類と費用
同じような治療でも病院によって費用に違い
日本では、不妊治療の中でも体外受精などの高度な治療を行う人が増加中です。2015年に日本で行われた体外受精は42万4151件。赤ちゃんの約20人に1人に当たる5万1001人が体外受精で生まれ、治療件数も治療による出生数も過去最多となりました(日本産科婦人科学会の2017年9月の発表より)。一方で不妊治療は、保険適用外の治療が多く、関わる費用は一般的に高額と考えられています。実際、どのような治療があり、それぞれどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
精子の質の見極めとこれからの不妊治療
顕微授精で開ける穴は意外と大きい
前回の「精子の質」の保証が甘い、現状の不妊治療では、「精子学」の第一人者で不妊治療を専門とする黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長の黒田優佳子医師に、今の不妊治療の問題点やリスクについて伺いました。今回は、その改善策として現在黒田さんが実施している正常な精子の選別法について、また不妊治療の今後の展望などについてお話をお聞きします。