日本の年金運用に学ぶ【ポートフォリオのリバランス】の方法とタイミング
2023年4-6月期の運用益は18兆9,834億円!
分散投資を実践されている方は、どの金融商品に、どれだけ投資しているかを表す「ポートフォリオ」を意識されているかと思います。投資家それぞれの戦略や目的に合わせて組むポートフォリオですが、その配分をリバランスする必要があることをご存知でしょうか?投資において、リバランスは非常に重要なステップの1つですので、投資を始めたばかりだったり、リバランスをしたことがないのであれば、ぜひこの機会に知っていただきたいです。今回は、リバランスの重要性と、いつ、どのようにリバランスを行うのかを解説します。
国内初!6本のアクティブETFが新規上場。組入銘柄から投資のヒントを探る
投資信託の組み入れ銘柄で流行を知る
2023年9月7日、東京証券取引所に6本の「アクティブETF(上場投資信託)」が上場しました。いきなりそう言われても、何のことかわからないという方もいるはず。これらアクティブETFの上場は、もしかしたら株式投資をするうえで、大きなヒントになるかもしれません。このコラムでは、アクティブETFとはいったい何なのか、これらが上場することでどんなことが期待できるのか、あるいはどういったヒントになり得るのかなどについて解説していきましょう。
新NISA、何から始めたらいい? 上限まで投資すべき? 気になる疑問にお金のプロが回答
投資初心者は少額から始めよう
2024年から、新NISAが始まります。これまで投資をしたことがなくても、「新NISA」への関心が高まっている方もいるでしょう。でも、新NISAはややこしいところがあり、「興味はあるけど、あまりよく分かっていない…」という人も多いのでは? 今回は、新NISAのよくある疑問を5つ、解消していきましょう。
中国の不動産バブルが崩壊間近? 日本経済に与える影響とは
過度に怯える必要はない
中国の不動産大手、恒大集団が8月17日に米国において破産申請するなど、中国の不動産市況が悪化しているニュースを目にすることが増えてきました。なかには「リーマンショックの再来」とする報道もあり、投資をしている方からすれば、中国の不動産バブル崩壊が、日本だけでなく、世界経済に大きな悪影響を与えるのではないか、と不安になることでしょう。また、これから投資を始めようと考える方にとっても、最初の一歩を踏み出しづらくなってしまったかもしれません。今回は中国の不動産バブル崩壊について、基礎的なことから解説をします。
投資に回してはいけないお金は?「初めての投資」で気をつけたいこと
「生活防衛資金」「住宅費」「教育費」は大事に取っておく
「今度こそ投資を始めたい!」…そう思っている人はいませんか?でも、そもそも自分が持っているお金を、「本当に投資に回してもよいのだろうか…」と悩み、立ち止まっている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「投資に回してはいけないお金」をチェック。初めて投資をする人が考えるべきポイントとあわせてお伝えします。
ビッグモーターの不祥事に考える、上場会社の事件・事故後に株は買いなのか?
企業の不祥事と株価 ~急落後に狙うのはアリ?
最近、中古車販売会社ビッグモーターの不祥事が話題を集めています。さまざまなメディアが毎日のようにこの件を取り上げていますから、大半の人は耳にしたことがあるでしょう。保険金の水増し請求に端を発し、パワハラや店舗前の街路樹への除草剤散布など、次々と新たな疑惑が発覚。8月23日には、同じく中古販売を手掛けるグッドスピードに保険金水増しの疑惑が浮上するなど、まだまだこの問題は尾を引きそうです。
老後の資産運用に向いているリスク商品は? 取ってはいけない価格変動リスクの見極め方
老後のお金の考え方④
前々回、高齢者もある程度のリスクを取らないと、資産価値が目減りするリスクがあることを説明しました。ただ、さまざまなリスク商品があるなかで、取っても良いリスクと悪いリスクがあります。それを見極めることが肝心です。参考記事:「高齢者の資産運用は安定資産で」は本当なのか?
3人の子の学費がピークの中、妻が仕事を辞めたがっている…いつまで働けば老後資金を確保できる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、47歳公務員の男性。15・18・20歳の子どもがおり、教育費のかかりどきです。妻がパートの仕事を辞めたいと希望しているそうですが、妻が仕事を辞めても老後資金は問題ないでしょうか?また投資の始めどきや本人の退職の時期についても聞きたいとのこと。FPの坂本綾子氏がお答えします。
35歳会社員「投資をしたいけど、原資を確保できない…」FPよしおさんの回答は?
Vol.3:固定費の改善を制するものが、投資を制する
30代を迎えると昇進・転職、結婚、出産など、様々なライフイベントに直面するひとが多いはずです。この時期は「お金」にしっかりと向き合うタイミングでもあります。「貯蓄もしているし、余剰資金でNISAやiDeCoもばっちりです!」なんてひともいれば、「資産運用をまったくしていない…」「貯金がない…」「借金があります!」など状況はひとそれぞれ。本連載「30代から始める、まったく0から貯金し投資ができるまでの道」では、主人公の金前すすむさんの家計改善から貯金、そして投資までを、お金のプロのアドバイスを基に進めていく企画です。前回、家計簿を駆使して家計の状況を振り返った、金前すすむさん。いざ投資!と思いきや、家賃、保険、通信費など、固定費の支払いが毎月かなりの額になるといいます。投資をするための原資を確保できるのでしょうか?Vol.1:35歳会社員「妻に秘密の借金、子どもが生まれる前に返済したい」FPの回答は?Vol.2:35歳会社員「貯金ゼロだけど、投資にチャレンジしたい」FPの回答は?
【わかりやすい早見表付き】新NISAのつみたて投資枠、年間フルに使い切ると10年後いくらになる?
「時間」と「利回り」で複利効果を活かす
2024年から始まる新NISAのつみたて投資枠では、年間120万円までの積立投資ができます。現行のつみたてNISAで投資できる金額は年間40万円まででしたから、一気に3倍に増えます。新NISAのつみたて投資枠を年間フルに使い切ると、10年後にお金はどのくらい増えるのでしょうか。積立期間10年・15年のときの積立金額×運用利回りのわかりやすい早見表とともにご紹介します。
30歳独身男性、年収500万円、新NISA1800万円の枠をどう使い切るのが理想?
つみたて投資枠をフル活用
2024年から始まる新NISA制度。現行NISAよりも大幅に拡充され、今後の資産形成をする上ではぜひ利用したい制度です。とはいえ、ライフスタイルや年代により、活用方法は違ってくるはず。そこで、今回は30歳独身男性、年収500万円の方の新NISA活用方法についてお話します。
配当銘柄で積立投資を続けたらどうなる?単利と複利でどれだけ違いが出るのか
金融アナリストがシミュレーション
長期的な視点から、配当を重視する投資スタイルは非常に有効だと考えます。今回は具体的な銘柄、日本の大手メガバンクである三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)を例に、長期間配当銘柄を積立投資していた場合の成績を分析し、複利効果と増配の影響についても考察します。
新しい投資のカタチ【貸付型クラファン】3つのメリット・デメリット
ファンドを見極めるポイントは?
ネット証券やSNSの普及によって投資がより身近なものになり、スマホ1台あれば簡単に投資ができる時代が来ています。そんななか、注目を集めているのが新しい投資のカタチである「貸付(ファンド)型クラウドファンディング」です。人気が高まっている理由は一体何でしょうか? ファイナンシャルプランナーで、証券外務員の資格を持つ筆者の経験も踏まえ、お伝えしていきます。
「投資は早く始めるほど良い」のは何故か−−時間を味方につける【複利効果】とは
10万円を年利5%で運用した時の差は?
もしいま、あなたの手元に10万円があったら、何に使いますか?欲しかったモノを購入したり、ちょっと贅沢にレストランや旅行に使ったり……すぐに消費することを選ぶと、その10万円は一瞬で無くなってしまいます。しかし、それを投資に回すことを選べば、その価値は時間とともに増えていくかもしれません。お金は時間とともにその価値が変わっていき、お金が持つ現在の価値と、未来に持つ価値との間には差があります。これを「時間価値の概念」といいます。そして、時間を味方につけて、運用で得た利益を再投資することで、利益が利益を生んでお金が増えていく効果のことを「複利効果」といいます。これらは投資における最も基本的な、しかし非常に重要な概念です。今回は時間価値の概念と投資の複利効果について深く掘り下げ、それらを理解し活用するための具体的なステップを紹介します。
新NISAで投資デビューを考えている人注目!「リスクはどれくらい取れる?」チェック項目5つ
収入や経験だけでなくマインドも重要な指標に
2024年から新NISAが始まります。投資未経験者の方も「そろそろ投資をしてみようかな?」と思う方もいるでしょう。投資をする際には「リスクをどれくらい取れるか」を考える必要があります。投資についての「リスク」とはいったい何なのか、またそのチェック項目5つについて見ていきましょう!
「あと20年で1億貯めたい」年間手取り1100万のサラリーマン世帯は“億り人”になれるか?FPが試算してみた
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、45歳・会社員の女性。相談者が退職するまでのあと20年で1億円を貯めることを目標にしている相談者。どのように資産を増やせばいいのか相談したいとのこと。目標額を達成できる見込みはあるのでしょうか?FPの秋山芳生氏がお答えします。
弁護士が「投資詐欺だ」と感じても、裁判で勝つのが難しいのはなぜなのか?
投資詐欺にあわないために(後編)
投資詐欺の具体例を紹介した前回に続き、今回は投資詐欺にあったらどうすればいいのか、もしもに備えてどんな行動をしておくべきなのか、弁護士の視点でお伝えしていきます。前回の具体例からも、結果として詐欺の被害を回復して金銭を回収することは難しいということはわかっていただけると思います。身を守るには、詐欺にあわないように予防することが一番なのですが、実際に被害が明らかになるまでは、詐欺かどうかわからない、ということもあります。もしもに備え、実際の裁判例でどんな判断をしたのかを参考にしながら、どういった情報を保管しておくべきなのか、ということも紹介していきたいと思います。
マッチングアプリや経営者からSNSで…弁護士が明かす投資詐欺の実例
投資詐欺にあわないために(前編)
ひと昔前は、資産形成といえば銀行にお金を預ける貯蓄が主流でしたが、ここ最近の利率では預けておいても資産の増加は見込めない状況のため、投資に興味をお持ちの方が多いのではないでしょうか?そんな方に気をつけていただきたいのが、投資と見せかけて実は詐欺という「投資詐欺」。投資詐欺の種類はさまざまです。詐欺師はあの手この手で勧誘してきますが、詐欺にあったとご相談いただく方のお話をたくさん聞いていると、名称を変えても仕組みはほとんど変わらない、ということに気づきます。そこで私が見聞きした投資詐欺の実例から、こういうパターンには気を付けてください、というポイントを弁護士の視点からお伝えします。