はじめに

住み替えしやすい賃貸生活

購入に比べると、人生の転機に合わせて住み替えしやすいというのが賃貸住宅の最大のメリット。

持ち家だと、住み替えとなると、売却を考えたり借り手を探したりと、なかなか簡単にはいかない場合が多々あります。その点、賃貸であれば、家族構成が変わったり、ライフプランの変化や転勤・転職などがあったりしても、比較的自由に引越が可能です。

賃貸でも資金計画は欠かせない

引越しがしやすいなど身軽なだけでなく、住宅ローンという重荷がないことも賃貸生活のメリットの一つ。でも、だからといって今後の資金計画をないがしろにしてはいけません。

一般的に賃貸契約は2年ごとの更新があります。そのたびに更新料を払わなくてはなりません。一般的に家賃の1ヵ月相当分という場合が多く、決して少ない金額ではありません。そして更新しないなら、引越代を予定しておかなければなりません。

ずっと賃貸住まいでいくなら、当然ですが、家賃もずっと払い続ける必要があります。リタイアして年金生活に突入してからも家賃を払い続けるための準備をしっかりしておかなければなりません。


分譲か、賃貸か、そこに正解はありません。それぞれのメリット・デメリットをよく知り、どんな費用がかかるのかをしっかり把握したうえで、人生観やライフスタイルにあわせて賢く「住まい」と付き合っていきましょう。

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