SBIソーシャルレンディングの3つの方針

我々は3つの方針でソーシャルレンディング事業を運営しています。一つひとつ説明をしていきます。

1.「原則有担保」

原則、我々が融資をする場合、借手の会社が保有している資産を担保として預かります。担保には不動産、所有権、地上権、それから有価証券、もしくは他の会社の株式もあったりします。

または売掛債権や、貸付債権を担保に取ることがあります。さまざまな会社のご事情に合わせて、単一的に担保を取るわけではなく、複合的にいくつもの担保を取るということも行います。こういった形で、少しでも万が一のことに備えるということを我々は心掛けています。

2.「グループ内の貸付は行わない」

基本的に投資家の方々は、我々のファンドに出資をしていただいて、そのお金を借手の会社に貸付ける仕組みとなっていますが、「お金の出資者がSBIグループの会社でいいのか?」との疑問が我々にはありました。これにより、我々はSBIグループの会社からの出資金は受け入れていません。そして同じく、「投資家の方から集めたお金をグループの会社に貸付していいのか?」との疑問により、我々はSBIグループの会社への貸付けも行っておりません。あくまで投資家のお客さまとSBIグループ外の資金需要者の方を結びつけるというビジネスを行っています。

3.「社会的な意義も考慮する」

社会的意義のある資金ニーズというものに対して、我々は、積極的に融資を検討します。もちろん中には難しいものもあります。どうしても投資家のお金を毀損(きそん)させてしまう可能性がある場合には、貸せない場合もあります。しかし、再生可能エネルギー、地方創生や国際貢献等の役に立つ融資だったら、我々は積極的に検討します。環境対策や、地方で雇用が生めずに困っている自治体や地域、そして、日本以外の部分でも、何か世界的に皆さんにメリットを与えられるようなファンドが作れるのであれば、我々は手がけていきたいと思っています。

分別管理の方法を変更

もう一つ、ご説明したいのは分別管理の方法です。

実は、我々は分別管理の方法を変えました。ソーシャルレンディングにおける分別管理というものはいくつかありますが、我々が以前とっていた分別管理の方法は、配当を我々名義の銀行口座のお客さま用の口座に分配し、お客さまはそこから引き出していただくという方式でした。

しかし、この方法は、仮にソーシャルレンディング事業者が倒産してしまった場合、ソーシャルレンディング事業者名義の口座にお金がある以上、お客さまのお金が少なくなってしまう可能性があります。

ですので、我々はこの分別管理の方法を変えて、分配をする際には、我々の口座から分配日にお客さまの名義の銀行口座に直接送金してしまいます。先日15日にちょうど配当日がありましたが、この配当日には我々のファンドで利益をあげられた全てのお客さまに、分配金を送金しております。

こうすることで、万が一我々が倒産してしまったその場合でも、投資家の方には既にお金が送金されているので、保全されます。これが我々が皆さまから信頼を得るために取り組んでいる事業のやり方です。