はじめに

2019年が近づいてきて、いよいよオリンピックイヤーの2020年まであと1年となりました。そんな中で注目されているのが、東京の有明や晴海などの「湾岸エリア」。このエリアには現在、開発が進む公共施設やマンションが多々あり、さらにオリンピック後の活用方法にも注目が集まっています。

実は、長らくそのエリアを得意としているのが、不動産大手の東京建物です。以前の記事では、同社のマンションブランド「Brillia」の資産価値が落ちにくいのは「徹底した管理」と「住居者サポート体制」であることをお伝えしました。

今回は、東京建物が得意とする湾岸エリアのBrilliaに関して、今まで3棟を提供してきた実績とその知見を基に、新たに開発中の物件、さらに湾岸エリアの魅力について東京建物 住宅事業企画部 遠藤崇さん、住宅事業部 松井潤哉さん、プロジェクト開発部 村上宥さん、東京建物不動産販売 東京湾岸支店 支店長の竹井穣さんにインタビュー。湾岸エリアを検討すべき理由と、東京建物のBrilliaが掲げる「NEW LUXURY」というコンセプトについて取材してきました。

オリンピック後の有明の資産価値はどうなるか

――今後の有明は、どのように発展していくのでしょうか。

遠藤さん: やはり、文化的な中心地になっていくのではないでしょうか。

具体的には、豊洲市場のオープンはすごくインパクトがありました。訪れるお客さんの数も伸びていて、確実に賑わいが生まれています。都心に近いうえ、広くて水辺があるということが、いい街づくりにつながっていることを実感しています。

ほかにも、手ぶらでキャンプを楽しめる都市型アウトドア施設「WILD MAGIC」や、テクノロジスト集団チームラボの「インタラクティブ マグネティックフィールド シアター」など、2020年を予感させる施設が続々とオープンしています。

スタジアムもだいぶできてきていますし、大会が終わった後にはプロスポーツを誘致したり、ライブが行われたりなど、東京都と民間企業が一体になって施設運用を行っていくことになると思います。これだけ都心に大規模な施設をつくって、閑古鳥というわけにはいかないですからね。

また、われわれがネーミングライセンスを取得した「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」も、オリンピックに向けて利用が活発になってきました。つい先日も、乙武洋匡さんがスタジアムで人生初の義足姿を披露し、非常に注目度が高まりました。

われわれの取り組みとしては、ランニングスタジアムにBrilliaの住民をお招きして、かけっこ教室や義足体験のようなイベントを企画しました。そういうところからも、湾岸に住むことの良さを体感していただければいいなと思っています。

村上さん: 今後の湾岸エリアにおいて最大の注目は、晴海五丁目にできる「HARUMI FLAG」でしょう。このプロジェクトは約5,600戸の住宅に加え、スーパーをはじめとした商業施設、緑あふれる広大な公園、小中学校も備えた“ALL IN TOWN”。都心と湾岸エリアを結ぶBRT(バス高速輸送システム)も計画されており、交通利便性も飛躍的に向上します。

まさにこれから、1つの街ができ上がろうとしているのです。多くのデベロッパーや企業が関わる中で、東京建物も本事業に参画しています。建物単独ではなく、街全体で連携して街づくりを行う方向を目指しています。

たとえば、エリアのネットワークを使ったタウンポータルの運用やセキュリティの管理であったり、水素ステーションを作ったり……。東京都も含めた街づくりを構想しています。

これだけ大規模なプロジェクトですから、さまざまな方々が入って来ることによって、成熟したいい街がつくられていくのではないでしょうか。そういう意味も含めた「価値」が、このプロジェクトにはあると思います。

次第に成熟してきた街に住む楽しみ

竹井さん:「街の成熟」という面では、「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」から10年経って、どんどん街が育ってきている実感はあります。

先日は管理組合主催で「10年祭」があり、マドンナのCM作成時のパネルを展示したり、マンションづくりに携わったメンバーが呼ばれてトークショーを行ったり、マグロの解体ショーもありました。ほかにも、クリスマス会や防災訓練、ゴルフコンペなども開催されています。

そういった住人同士の横のつながりができるところまで、育っているんです。タワマンに住む方はそういうものを求めていないかと思いきや、そうでもなかったんですね。ご自分のフロアにどういう人が住んでいるかがわかることによって、安心感も生まれてくるのだそうです。

松井さん: 1棟目は1,080戸、2棟目は1,100戸、3棟目は600戸ときて、現在8,000から1万人ぐらいの人が入居していますが、実は有明エリアのBrilliaのコンセプトは、時の流れや街の成熟度に合わせて1棟ごとに変わっているんです。

1棟目は、コンシェルジュによるサポートや最上階33階のレストランバー、スパ、ジム、プールをはじめとした共用部分の充実によるホテルライクの生活、都心のリゾートを打ち出しました。

2棟目は、1棟目の先住民が1,000世帯いるので、より安心感を持って住んでいただけるというコンセプトで、キッズルームを作ったり、スーパーを誘致したり、とても安心な暮らしができるような住環境を作っていきました。すると、スピード感のある共働きファミリー層が集まってきた。

3棟目は、少し台場寄りの立地で、レインボーブリッジに近いので、海に近いイメージを出しつつ、リモートワークやフリーランスなど現代的な働き方をする人が住みよい環境づくりを心がけました。

そして現在企画中の4棟目は、Brilliaの先住民たちやBrilliaを検討されている方々からのアンケートに基づいたニーズに合わせて、住民たちが集える場所を盛り込むコンセプトを描いています。

4棟目は300戸と、これまでに比べて戸数も少なめです。さらに、街が成熟していく過程で、その中にどう飛び込んでいって、どう溶け込んでいけるかという点が、プロジェクトを進めるうえでの大きなポイントです。

Brillia 有明 Sky Tower(2棟目・左)とBrillia 有明 City Tower(3棟目・右)

竹井さん: 「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」を購入されたご夫婦にお子さまができて、同じ棟内で広めの家に住み替えるということが今まさに起こっていて、そういう意味でも街が成熟しつつあります。5年前にはまったくなかったのですが、ここ1~2年でサイズアップが急激に増えました。この流れは2棟目、3棟目と続いていくでしょう。

松井さん: 時代とともにメッセージを変えていくと集まる層も変わってきて、いろんな人が住んで結果的にはいい街になってくると思います。そういった、街が包摂する多様性がBrilliaのブランドコンセプトである「NEW LUXURY」につながってくると考えています。

多様な価値観を包摂する「NEW LUXURY」とは?

――Brilliaが掲げるコンセプト「NEW LUXURY」とは、どういう価値観なのでしょうか。

遠藤さん:「従来的な意味でのラグジュアリーとは何か」と考えると、みんながその価値を認めているブランド品のようなことだと思います。値段が高いとか、高級な素材を使っているとか、10人中10人が「いい」と言うものと言い換えてもいいでしょう。

NEW LUXURYはまったくその逆で、素材が高級とかピカピカしたものを使っているということではなく、一人ひとりが大切にしている価値観のことなんです。ですので、「これがBrilliaのNEW LUXURYです!」という確立したスタイルがあるわけではないんです。

時代の流れとともに「高級」や「贅沢」の意味もどんどん変わってきています。関心のない人には「ただのTシャツ」に見えるものにすごいお金をかけたり、スマートフォンにつなぐイヤホンに強いこだわりを持つ人もいます。

最近は「ダイバーシティ」「多様化」という言葉が頻繁に使われ、それぞれの価値観がいろいろな方向に向いてきている。それを分譲マンションという形態の1つの枠の中で「これでしょう」と定義するのは、さすがに時代に合わなくなっています。

一人ひとり、それぞれのライフスタイルに基づく価値観、考え方をしっかりと内包して受け止められる。そういう住宅がNEW LUXURYになってくるのではないでしょうか。


「湾岸エリア」「有明」という可能性がある場所に先見の明を見いだして、今なお開発を続ける東京建物。一人ひとりが大切にしている価値観を受け止められる「NEW LUXURY」という考えがあるからこそ、時代のニーズに合わせた住まい造りが可能なのかもしれません。

そんな東京建物が提供する新しい「Brillia」での暮らし、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。

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※本記事は東京建物株式会社のスポンサードコンテンツです