住まい

アラフィフ世帯の住宅ローン、60歳までに完済した方がいいの?

60歳時点の状況で返済方法は変わる

退職金で一括繰り上げ返済した方がいいの?

退職金で一括繰り上げ返済を考えている人もいるかもしれませんが、安易に行うのはおすすめできません。そもそも退職金制度について把握しているでしょうか?

退職金と聞くと会社員であればもらえると思っているかもしれませんが、会社に払う義務はありません。会社の規模や業種によって退職金制度がないこともありますのでまずは確認しておきましょう。

会社の就業規則や退職金規定、あるいは人事部や総務部など担当部署に聞いてみましょう。その際、主に以下の3つを確認できれば将来の収入に目処が立ちます。

・退職金がもらえるのかどうか
・もらえるのであればいくらぐらいもらえるのか
・もらえる場合、どのように支払われるのか

退職金は一時金でもらえるとは限りません。年金形式の場合もあります。その場合にはそもそも退職金で一括返済をするのは難しいことになります。

なお、退職金で一括返済するかの判断基準は、老後の家計が上手く回るかを確認することです。それには家計のキャッシュフロー表を作成することをおすすめします。

繰り上げ返済の判断は家計のキャッシュフロー表を利用しよう

家計のキャッシュフロー表を簡単に説明すると、収入と支出の状況が長期的にどう推移していくのかを確認するための表です。Excelを扱える人なら自分で作成することもできますが、キャッシュフロー表作成ソフトを利用することもおすすめです。

たとえば、筆者が利用している無料のライフプランシミュレーションソフト「Financial Teacher System 5」では、必要な項目に入力を進めていくことで住宅ローンの繰り上げ返済についても期間短縮や返済額軽減など細かくシミュレーションを行うことができます。

繰り上げ返済の金額をいくつかのパターン(300万、500万、1,000万など)でシミュレーションを行いましょう。将来の家計状況を確認して自分にベストな金額や方法(一部、一括など)を決めることができるでしょう。

住宅ローンの返済は将来の家計に大きく影響をもたらす可能性があり、時にはリスクとなることも。キャッシュフロー表を利用して将来の家計を見える化することは重要です。途中で収支が変わったとしても再度シミュレーションを行い、修正を行っていくことで老後の家計を回していくことができるでしょう。

それでも家計が回らない場合にはリバースモーゲージなど別の方法を検討する必要もあることを付け加えておきます。

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