はじめに

通信販売大手のAmazon。今や「買えないものはない」とまで言われている品揃えのAmazonですが、送料無料などの特典がある有料会員Amazonプライムの年会費が大幅に値上げされたことで話題となっています。しかしさまざまなサービスがあるAmazonプライムなので年会費が値上がりしても利用次第ではまだまだ年会費の分くらいは簡単に取り戻すことができるのです。

今回はAmazonプライムの年会費内で使えるサービスと、年会費を節約する方法を紹介します。


値上げされたAmazonプライムの年会費は高いのか?

2019年4月12日、これまで3,900円だったAmazonプライムの年会費が4,900円に改定されると発表がありました。新規で会員登録する場合は同日の2019年4月12日から、既存の会員の場合は2019年5月17日以降の更新時から4,900円となるとのことです。

年会費4,900円ということは、月額は約408円。この金額を高いと見るか安いと見るかは使う人のAmazonプライムの利用頻度にもよるでしょう。対象商品の「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」を無料で使うことができたり、対象エリアであれば最短2時間で届くPrime Nowも利用可能です。

近年VOD(ビデオ オン デマンド)のサービスが数多く出てきていますが、Amazonプライムの会員であれば、Prime Videoも無料で利用できます。配信本数を公表していない会社もあるので単純に他社のVODの月額と比べることはできませんが、Hulu月額933円(税抜き)、Netflix月額800円(税抜き)から、dTV月額500円(税抜き)と比較しても、Amazonプライムを月割りで考えた408円は決して高い料金ではないでしょう。

Prime Videoは国内外の映画、ドラマ、アニメなどがあり、一部の作品はスマートフォンなどの端末にダウンロードもできるので、外出先でオフラインで視聴することも可能です。筆者もいつもダウンロードして移動時間に視聴しています。

また音楽の配信サービスPrime MusicもAmazonプライムのサービスの中に含まれていて、100万曲以上の楽曲やアルバム、プレイリストをプライム会員サービスの中で利用できます。ちなみにAmazonの音楽配信サービスには6500万曲以上の配信曲数があり、別途会費が必要なAmazon Music Unlimitedもありますが、プライム会員は割引されます。

写真を容量無制限でクラウドに保存できるAmazon PhotosもAmazonプライムの会員特典の中に含まれています。クラウドのデータ保存もさまざまな会社のサービスがありますが、容量が無制限で写真を保存できるというのが、Amazonプライムの年会費の中に含まれているのはかなりおトクに感じます。

Amazonプライム会員で利用できるサービスは、まだまだ他にもありますが、ここまで挙げただけでもプライム会員の特典に含まれているサービスを利用していれば年会費4,900円分を使い倒すことはできそうです。

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