はじめに
住む町を選ぶ条件は、人によってさまざまです。最近では、職場と住まいの場所を切り離し、オンとオフを分ける「デュアルライフ」を選択する人が増えています。
都心で仕事に打ち込み、夜や休日は自然豊かな土地で心と体を解放する――。東京建物とタカラレーベンが共同開発した神奈川県藤沢市の「Brillia湘南 辻堂海浜公園」で、憧れの生活を手にしたMさん一家に、購入の決め手や湘南での生活の様子を、そして東京建物の担当者に開発の経緯や“海近”物件の魅力を聞きました。
左手に江の島、右手に富士山の絶景
「Brillia湘南 辻堂海浜公園」は、神奈川県藤沢市の辻堂海岸から徒歩9分の立地です。5階建てで総戸数186戸の大規模なマンションで、2019年2月に竣工しました。
――Mさんの家族構成を教えてください。また、マイホームの購入の検討を始めたのはいつごろでしょうか。
Mさん: 私は都心の企業に勤める会社員で、同じ30代の専業主婦の妻、小学2年生の長男、7ヵ月の双子の次男の5人暮らしです。 マイホームの購入を考え始めたのは、2018年ごろで、妻が下の子を妊娠したことがきっかけでした。夫婦で「そろそろ持ち家がほしいね」と話し合い、リサーチを始めました。
――なぜ湘南に決めたのですか。
Mさん: もともとは私も妻も都内に住んでいました。夫婦そろって海が好きだったので、3年ほど前に東京都内から藤沢市内の賃貸住宅へ引っ越しました。藤沢の海は結婚前に2人でよくデートした思い出の場所です。
半年ほどかけて、藤沢市内の戸建てやマンションなど3、4件ほどの物件を見たのですが、設備や立地でピンとくる物件はなかなか見つかりませんでした。そんな時に「Brillia湘南 辻堂海浜公園」を見学しました。当時、建設中だったマンション近くの建物の屋上からの景色に圧倒されました。目の前に湘南の海が広がり、左側には江の島、右側には富士山が見えました。高さが約2.25メートルのハイサッシの大きな窓がある仕様も気に入り、夫婦で「ここに決まりだね」とほぼ即決でした。
インタビューにご協力いただいたMさんご家族
――入居後の生活を教えてください。都心までの通勤は大変ではありませんか。
Mさん: 自分でも不思議なのですが、通勤には全くストレスを感じません。私の職場は渋谷なので、平日は午前5時半には電車に乗ります。マンションから最寄りの辻堂駅までは平たんな道なので自転車でも苦になりません。職場近くの渋谷駅までは1時間ぐらいで着きます。帰宅は、遅くても午後7時です。夕食をとり、子どもたちと入浴します。午後9時には寝てしまうので、我ながら健康的だなと思います。
住民同士の精神的なつながりもカギに
――休日はどう過ごしていますか。
Mさん: 朝から家族でマンションから徒歩7分の県立辻堂海浜公園へ出かけます。自然の池や、6つのジャンボプール、遊具付きの広場があり、長男はプールが大のお気に入りです。テントを持って行ってデイキャンプもよくします。子どもにとって一日遊んでも飽きない最高の場所ですね。毎週のように子ども向けのイベントが開かれているのも魅力です。
時々、自転車で20分ほどかけて江の島に足を延ばすこともあります。周囲に気を遣わずに、子供を思い切り遊ばせることができる場所がたくさんあることがうれしいです。
――奥様にとって子育てや買い物の環境は整っていますか。
Mさん奥様: マンション周辺の商業施設が充実しているので助かっています。徒歩1分の場所に、スーパーマーケット、ドラッグストア、100円ショップなどが入る「なぎさモール辻堂」があります。子どもたちが風邪をひいた時にドラッグストアまで走れるのがありがたいですね。
最寄り駅の辻堂駅の周りには、セレクトショップやシネマコンプレックス、書店、飲食店が入る湘南エリア最大級の「テラスモール湘南」があります。生活に必要な買い物のほぼすべてがマンションから徒歩圏内でそろいます。
――育児は喜びの一方で、不安や孤独を感じることも少なくありません。新しい環境での育児には慣れましたか。
Mさん奥様: マンションに住む人たちの精神的なつながりが深い点も気に入っています。「Brillia湘南 辻堂海浜公園」には子供がいる世帯が多いので、小学2年の長男は、毎朝マンションのエントランスで友達と待ち合わせて一緒に登校しています。集団での登校は、防犯や交通事故抑止の面からも安心です。
広々とした2階「キッズルーム」
私は、マンション内のママ友とグループラインをつくり、情報交換しています。みんなで連絡を取り合って2階のキッズルームで下の子を遊ばせながら、おしゃべりする時間がストレス解消になります。