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フリーターから投資で利益35億円、テスタ氏が培った「デイトレードの勝ち筋」

自分の勝ちパターンを見つける

「貯まるから増やすへ」。投資に挑戦したいが、何から手を付けてよいのかわからないという初心者から、腕に自信がある中上級者までを対象に、わかりやすく投資を語り合う連載「みんなの投資広場」

今回はデイトレードから投資を始め、10数年で利益35億円を稼ぎ出した、テスタ氏に話を聞きました。


なぜデイトレを選んだか

――テスタさんは学校卒業後フリーターを振り出しに、そこから利益35億円の大投資家に駆け上がりました。それだけの才能がありながら、なぜフリーターの道を選ばれたのか、そして投資家に転身されたのでしょうか?

僕の場合、両親がふたりとも公務員で、仕事も生活もすごくかっちりしていたんですね。ところが、僕はそうしたかっちりした生き方は「向いてない」と学生時代に悟って、就職活動もしないでフリーターになりました。フリーター生活をしているうちに自営業を始めてアルバイトが雇えるくらいになり、まとまった貯蓄もできました。

売上をこまめに入金していると、銀行から「投資信託で資産運用しませんか」と勧誘の電話がかかってきました。「投資信託はなんぞや」と参考資料を探しに書店に行き、並んでいた株式投資の本に目を通すと「これは面白そうだな」と興味がわいてきました。

――それまでは株式投資にはまったく興味がなかったのですか?

株式投資は専門的なプロしか入れないギャンブルのような世界だと思っていたので、遠い存在でした。デイトレーダーという言葉ができたばかりの頃で、個人投資家のブログもたくさん立ち上がっていました。株の利益で暮らしている人の本やブログを読みあさって「普通のサラリーマンだったような人が安定してかせいでいるし、自分にもできるかもしれない」と思ったのがデイトレードを始めたきっかけです。

――なぜ中長期投資ではなくデイトレーダーを選んだのですか? 仕事をやめなくてはならないのでリスクも大きいと思いますが。

デイトレを選んだのは、損失を出すことが怖かったからです。デイトレは翌日に資金を持ち越さないので、何かのショックでニューヨークの株価が急落しても、とんでもない決算が出ても翌日に大きな損失を被ることはありません。がんばって貯めたお金をよくわかっていないことに賭けるわけなので、すごく慎重に考えました。

――なるほど。最初の頃の成績はどうでしたか?

最初の2カ月は負けていました。まわりに投資家の知り合いがいないので、誰も教えてくれない。どうすればいいのか本やブログで調べるしかありませんでした。プレッシャーで体調が悪く吐くこともありました。その頃が投資家生活の中でいちばん地獄でした。

――確かに初心者がいきなりマイナスを背負うのは恐怖ですね。どのようにして地獄から抜け出したのですか?

毎日、とにかくマーケットを見て考えてトレードすることを繰り返していると、だんだん成績が良くなってきて、3カ月目にやっと10万円くらい利益を得ることができました。

初めて勝ったことが自信にもなって、それから成績が伸びていくようになりました。

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