はじめに

住み替えをする前に考えるべきこと

まず、今後の家族の生活がどう変わっていくかを考えていただきたいです。

お子様が2人になって、「将来それぞれの部屋を与えたい」ということですが、今後もう一人産まれてお子様が3人になる可能性はないでしょうか? そして、育休期間が終わったら復職されるのでしょうか? その際、働き方はどうなるでしょうか?

家を買う場合は、家族のフォーメーションが固まってからが良いですね。また、ご両親がご健在であれば、将来介護や同居の可能性も視野に入れておくとよいでしょう。

同時に、家や土地の相続を受ける可能性があれば、住宅購入をするべきかどうかも変わります。相続を受けるからといって必ずそこに住まなければならないわけではないですが、一度全体を俯瞰して考えると良いと思います。

そして、ご主人は転勤や転職などによる引越しの可能性はないでしょうか? 自宅購入後に転勤がある場合は、「単身赴任する」「売却する」「賃貸に出す」などの選択を迫られる可能性があります。

売却や賃貸に出す場合は、“その家に住みたい人”がどれだけいるのかが重要になってきます。お住まいは地方とのことですが、交通の便や駅までの距離、空き家がまわりに多くないか、そして近所の物件はいくらくらいかなど、賃貸情報サイトや不動産販売サイトなどで見ておくとよいでしょう。

借金はローン審査に影響も

また家を買う場合は、住宅ローンを組む必要がありますね。

2019年11月現在は金利が低いので、全額借りるフルローンという選択肢もあり得ますが、一般的には物件価格の1割ほどを頭金として入れたほうが審査も通りやすく、借入時の金利も低く抑えられることが多いようです。

物件価格のほかに不動産取得税、都市計画税、登録免許税や住宅ローンの手数料などの諸費用や、引っ越し代、カーテン代などが発生しますので、住宅購入にかかる費用は、物件価格やその他の手数料も含めていくらかかるのかをしっかりと調べる必要があります。

目安として、諸費用は物件価格の1割ほどかかると考えてよいと思います。頭金と合わせると物件価格の2割の現金があったほうが無難です。

現在、借入金が200万円あるようですが、どのような借入なのかによって、住宅ローンの審査に影響する可能性があります。奨学金の返済であれば利息も低く計画的に返済すれば問題ないですが、自動車ローンやカードローンなどの借入であれば、金利にもよりますが、今の貯蓄を使って早く返したほうがよい場合もあります。