はじめに

バリューといっても投資法はさまざま

――www9945さんは成長株を買う時も単に成長性を見るだけでなくPERを見て判断しています。その点ではバリュー投資という括りでいいのでしょうか。

大きく分けるとバリュー投資だと思います。ただ、バリュー投資にも色々あり、銘柄選択や売買のタイミングは違うものなのです。

例えば、私の友人で資産バリュー銘柄を得意としているKさんという方がいます。先日も24,000円くらいでJR東海(9022)を買っていました。そこから株価が下がったため、私は21,000円台で売ったのですが、Kさんはその価格帯で損出しクロスして、買い単価を低くしていました。両者ともバリュー投資家で、同じ銘柄で、同じPERを見ているのですが、捨てる人がいて、拾う人がいるわけです。

――バリュー性を判断する考え方が違うということですか?

それもありますし、Kさんは現物で買っているため長く持てる一方、私は信用取引なので損失が致命的になる前に売らないといけないという違いもあります。また、Kさんとは太陽化学(2902)でかぶったこともあったのですが、この時も持っている価格帯が違いました。Kさんは800円台で買い、1,200円くらいで割高になったと判断して売りました。私はその値段から買い始め、ピラミッディングしながら1,600円くらいで売りました。2人とも(利益が)取れましたが、売買するタイミングが違い、取れた価格帯も違うのです。

――投資法は、順張りと逆張り、バリューとグロースといったように単純化して考えがちですが、簡単に分類できるわけではないのですね。

そう思います。万能な投資法はありませんし、良い方法はあるにしても、その時々の相場によって変わるものです。自分で良さそうな方法を試して、自分なりの投資法を作っていくのが良いですよね。私自身、かつては逆張り派でした。現物と信用の二階建てもやっていた時があります。やってはいけないと言われている方法を散々やりつつ、10年くらい勝てない時期が続いて、ようやく今の投資法になったというのが実態です。

もちろん、それでも常に勝てるわけではありません。直近では2018年は年単位でマイナスでした。

――何か大きな損失があったのですか。

ありました。エリアリンクです。あれは失敗でした(笑)。

※次回はwww9945さんのキャピタルゲイン狙いの銘柄に迫ります。

本記事は取り上げた企業への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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