はじめに

スキルアップして良待遇を勝ち取るべし

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日本人専用窓口も持っているサミティベート病院。駐在員の信頼は厚い

そんな境遇をエネルギーに変えるたくましさが現地採用には求められるのです。少しでもいい給料を稼いで、民間の保険に加入する人も増えています。現地の大手保険会社もあるし、タイにも日系の保険会社が進出しており、現地採用向けのプランも用意されています。日本と同様に保険外交員のおばちゃんが勤めている会社に営業に来たりもします。こうした民間の保険と、公的な社会保険とを組み合わせて、「万が一」に対応している現地採用者が多いでしょうか。

あるいは、駐在員待遇、日本ベースの雇用待遇を求めて就職活動を展開するのも手でしょう。タイの労働市場は流動性が高く、必要な人材であればワクにとらわれず待遇を上積みしていくことも普通です。

だからはじめは月給5万バーツ(約17万5,000円)のしがない現地採用からスタートして、スキルを磨いて転職を重ね、民間の社会保険を会社負担でつけてほしいとか、15万バーツ+日本採用つまり駐在員待遇なんて条件を勝ち取る人も出てきています。

※1バーツ=3.5円で計算

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