はじめに

教育費の確保したうえで、25年後にいくら貯められる?

まず、お子さまが生まれて間もないため、お子さまの教育資金確保からはじめていくべきかと考えます。毎月の貯蓄のうち、1万円でも2万円でも子ども保険(学資保険)に加入し、大学などの学費をいまのうちに確保していきましょう。ここでは仮に月2万円を子ども保険に加入したと仮定します。

次に、残りの毎月の貯蓄8万円を今後も継続して貯蓄ができたと仮定します。給料が上がっていく可能性もあると思います。上がった分で今後必要となる教育費は確保することができるでしょうか。将来のことは誰もわからないため、いったん上がった分は今後必要となる資金に使用することと仮定し、給料は現状のまま考えます。

単純にいえば、貯蓄8万円×12ヵ月=96万円となります。また、毎年のボーナスが現状のまま続くと仮定し、半分ぐらいは貯蓄できたとすると30万円が貯蓄に加わります。つまり、年間でトータルで126万円の貯蓄です。これが25年間続いたとすると、3150万円貯蓄できる計算になります。現在の貯蓄総額が1300万円であるため、合計で4450万円ほど貯蓄のまま続ければ資産が構築できる見通しです。

5000万に届かない分を、どう運用で増やすか

仮にボーナスを満額貯蓄すればさらに資産は増加しますが、なかなかそれは難しいと思います。そのため、運用により5000万円に到達できるように検討します。毎年126万円の貯蓄のうち、半分の63万円を預金に、残り半分を年一回にまとめて投資にまわしたと考えます。預金は昨今の金利情勢を考慮して、金利ゼロとして考えます。投資に関しては年3%の複利で運用できたとします。この結果を試算すると、預貯金は1300+63×25=2875万円、投資結果は2296万円となり、合計で5174万円となります。収支が現状のままでも5000万円の資産構築は可能となりました。

つみたてNISAの利用は必須

あくまでも概算であり、貯蓄なども今後の家庭状況によって変化するため、とりあえずこの結果に近いものが構築できるように資産運用を検討していくことにします。年3%の複利運用を行うためには、つみたてNISAの非課税投資の仕組みを利用することを前提とします。こうすることで、税金面でも優遇をうけられるためです。つみたて投資の非課税期間が終了するまで継続し、年間40万円分はつみたてNISAで、それ以外の部分は通常の運用で行います。