はじめに

“マイナス価格” 原油がワンツーフィニッシュ

第2位:WTI原油価格連動型上場投信(コメント数:1,605件)
第1位:NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(コメント数:1,639件)

TOP2はいずれも普段はお目にかかることのない原油価格に連動する上場投資信託となりました。その理由としては、なんといっても「原油先物価格のマイナス化」でしょう。コロナ禍による原油需要の急減と、アメリカ内陸部での受け渡しというコストのかかる決済方式によって、WTI原油先物は「お金を払うから原油を引き取って欲しい」といった前代未聞の事態に見舞われました。

これによりWTI先物価格が史上初めてマイナス40ドル程度まで落ち込み、先物の購入者は投資金額を全額失っただけでなく、1単位あたり40ドルを追加で支払うことになってしまったのです。しかし、これは先物の話であり現物取引でマイナスまで落ち込んだわけではありません。それでも年初には400円程度で推移していた原油インデックス連動型上場投信は現在111円で推移しており(執筆時点)、大きな損失を抱えてしまった投資家もいるようです。

両銘柄に関しては、先物価格マイナスに関する議論が活発に行われていました。

【代表的なコメント】
(原油を長く持たない方がいい理由は何ですか?という質問に対して)先物は1ヶ月ごとに、現物と交換するので期限があります。理由は、原油の場合は保管コストがかかるからと思えばよいです。減価(コンタンゴ)の仕組みは、先物の枚数が大きく減る→連動しなくなる→原油価格が上がってもちゃんと値上がりしない となってしまいます。(一部抜粋 裏3さん)

情報の正確性を確認して投資判断に活用しよう

書き込みだけを根拠に投資判断を行ったり、情報が正確かどうかを検証せずに拡散したりすることでトラブルになるリスクもあるSNSですが、うまく使いこなせば味方にもなるはずです。

足元ではコロナ禍の第二波が懸念されており、相場環境の不確実性が高まっています。その中で、第三者の投資家目線は投資の手がかりとなりえるでしょう。

<文:Finatextグループ 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 古田拓也>

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