はじめに
株式投資:(るいとう)
古くから投資の王道といえば、株式投資ですが、株式投資は、まとまった金額がないとできないと思っている人も少なくないのではないでしょうか。
株は、基本的には100株単位で売買されています。ですから、たとえばある銘柄の株価が「1500円」の場合、購入するには最低でも1500×100株=15万円が必要になります(別途、手数料もかかります)。
でも、大丈夫!実は株式投資もコツコツ積み立てることが可能です。例えば、野村証券や大和証券などの「るいとう(株式累積投資)」、auカブコム証券の「プレミアム積立(プチ株)」、One Tap BUYの「積み株(米国株)」などがあります。
るいとうは月1万円以上1,000円単位を購入していく仕組み、プチ株は月500円以上1円単位を購入していく仕組み、積み株は月1,000円から1,000円単位を購入していく仕組みです。
個人的には、米国株に注目しているので、One Tap BUYの「積み株(米国株)」は、よく活用しています。米国株に投資というと、ハードルが一気に高くなると思いますが、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftなどのいわゆる世界を牽引する米国の巨大テクノロジー企業のような超有望銘柄を少額でコツコツ積み立て購入できるので、初心者の方でもトライしやすいでしょう。
純金積立:有事の時の金
昔から有事の時は「金」といわれ、戦争、テロ、政治不安など、世界経済を揺るがすような事態が起きると決まって「金」投資に注目が集まります。これは、株式や債券と異なり、実物資産である金は価格が下がることはあっても価値がゼロになることはなく、金は全世界共通で資産価値があるものだからです。
先行き不透明な今、資産の中に一部でも金を持っておくと安心です。ただし、ひとくちに金投資といっても、様々な方法がありますが、初心者にオススメなのが、「純金積立」。
純金積立は、毎月一定額を積み立てながら金の現物に継続的に投資をしていく仕組みの商品のこと。「田中貴金属工業」や「三菱マテリアル」などの貴金属商や鉱山会社、「SBI証券」や「楽天証券」などのネット証券などで始めることができます。
なお、田中貴金属工業や三菱マテリアルでは3,000円から、SBI証券や楽天証券では1,000円から積み立てることができます。