はじめに

クラフトビールは救世主となるか

また、キリンホールディングスの展開する個人用の会員制定期購入の「Home Tap(ホームタップ)」というサービスがあります。家庭で作りたてビールが楽しめることが売りとなっています。このサービスの値段は少々高めですが、普段飲めないビールが鮮度の良い状態で楽しめるのが高評価を受けているようです。

ビールは通常、作り立てが美味しいと言われています。アサヒビールは製造してすぐに販売していることをアピールし、鮮度を重視していることを謳っています。

飲料各社の収益性向上とビールの売上げ数量を伸ばすカギは、クラフトビールが担っているではないかと考えます。飲料各社がより一層、独自の味を追求することに期待する共に、どのように収益性を追うのか、今後の各社の取り組みに期待します。

ビールの値段が少し下がった今、普段飲まないビールを手に取ってみてはいかがでしょうか。

<文:投資情報部 杉浦健太>

この記事の感想を教えてください。