はじめに

ローン返済で検討するべき3案

次に住宅ローン返済についてです。

ご相談者は、一部を親族からの借入れ、一部を銀行の住宅ローンを活用しています。8年前に住宅を購入され、当時はお子さまもいらっしゃらなかったようなので、ある程度余裕があったのではないでしょうか。現在はこちらの住居関連費用が家計を圧迫しているようです。
ご相談者が住宅ローン返済で考えるべきポイントは3つ。

1. 住宅ローンの借り換え
2. 住宅ローンの繰上げ返済のタイミング
3. 住みかえ

借り換えでコストが下がる可能性も

まず、住宅ローンの借り換えのメリットがあるかどうかを検討しましょう。銀行からの借入金利は変動0.775%です。現在の金利は金融機関にもよりますが、変動0.4%を切るところもあります。借り換えに係る手数料等諸費用を加味すると、そこまで返済額は変わらない計算となります。ただ、最近は金利上乗せ無しでがんなどの保障が付帯される金融機関もあるので、月々の返済額は変わらないが、保障が付帯されることで、既存の保険の見直しを行い、保険料を下げることも可能かもしれません。結果、保険料コストを下げることに繋がります。

繰り上げ返済をしたほうが後が楽になる

繰り上げ返済については、ご相談者の現在のご年齢が45歳です。繰上げ返済をしない場合、67歳まで返済が続きます。下のお子様の高校の教育費をカバーした上で、ご相談者の退職金などをうまく活用しての返済となるでしょう。今のまま返済していくと、ご相談者が60歳時点で残債が800万円弱となる計算になります。退職金で返せない金額ではありませんが、教育費や老後資金と相談しながら活用する必要があります。

住み替えという手段も?

最後、住みかえはどうでしょうか。家計の支出の中でかなりの比率を占める住宅ローン返済です。子どもへの教育や老後準備と照らし合わせて、どうしても返済が厳しいようであれば、住みかえも一つの手段となります。

ただし、二人目が産まれたばかりですし、ご自宅がどれだけの金額で売却出来るのか次第となるので、あまり現実的ではないかもしれません。