はじめに

「経常的な支出」と「臨時・特別な支出」を区別してみましょう

家計簿をつけていると毎月同じように出てくる「経常的な支出」と、家族旅行や家具家電の購入、年に数回しか出てこない支出など「臨時・特別な支出」があると思います。これらを混同して毎月の家計を考えてしまうと、本当に生活に必要な金額はいくらなのかというのが見えづらくなってしまいます。

まずは「経常的な支出」である、毎月の生活費や毎月同じようにかかるレジャー費、毎月積み立てている貯蓄や投資などを含めて把握をし、「月々の収入の範囲で生活をする」ということが大切ですね。

そして、「臨時・特別な支出」は年間でどのような支出がどのくらいあるかを書き出し、家族旅行などは年間でいくら位にするか予算を立ててみましょう。予算を立てたら、その支出をどのようにねん出していくかを計画します。

ボーナスがある人の場合は、ボーナスを「臨時・特別な支払い」にあてていきます。ボーナスの金額が予算よりも少なかったり、ボーナスがない人の場合は予算に見合う金額を月々で積み立てられるようにしましょう。

買い物はNeedとWantで考える

インターネットでの買い物は日頃から欲しい物をチェックしてセール時にまとめて購入すると、タイミングによってはとても安く商品を購入できお買い得ですが、一方でついポチポチと必要以上に買い過ぎてしてしまうこともあるかと思います。

ここでもやはり予算を決めて、予算内におさめることが大切です。そこで、購入ボタンを押す前に買い物カゴの中を見てぜひ考えていただきたいのが「必要なもの(Need)」と「欲しいもの(Want)」です。「必要なもの(Need)」というのは、生活や生きるために必要なもの。「欲しいもの(Want)」というのは、「今流行っているから欲しい」など、冷静になって客観的に考えると無駄や贅沢だと思えるもの。

お買い物の際は、自分軸をしっかりもって「必要なもの(Need)」と「欲しいもの(Want)」を判断し、支出の優先順位をつけることを習慣にしていきましょう。

家族間でこづかいのルールづくりをしてみよう

相談者さんのご主人は、こづかい制ではあるものの給料の歩合によって変動し、毎月約8万円。こづかいと別にお酒・タバコ代が毎月約2万円。さらに、仕事用の支出が毎月約1万円、仕事帰りの食費約5,000円。全て合わせると毎月約11万5,000円と、家計を圧迫しています。

転職した後の減収を考えると、どうしてもご主人にかかる支出は抑えていきたいですね。どこまでがこづかいでどこまでが家計費なのかという線引が曖昧なので、こづかいのルールづくりをしてみましょう。ご主人だけでなくお子様が成長されてこづかいを渡す時にもこのルール作りの考え方は役に立つと思います。

家族間で価値観を合わせるのは難しいと思いますが、楽しみや自由を奪わないようお互いの価値観を認めた上で、なんとか折り合いをつけるということも家計管理においては大切です。

ルールづくりの方法

まずは家計状況をご夫婦で把握した上で、生活に必要な支出を考えいくらくらいご主人の支出に当てられるかを考えてみましょう。

次に、お酒・タバコ代や、ご主人の食費など、ご主人固有の支出は定額のこづかいの金額を決めてその範囲内で。そして、仕事費などご主人の意思とは関係なく必要となる支出はその都度家計から出す。このようにこづかいと家計費との線引きを決めてみましょう。

こづかいの渡し方も、毎月1カ月分の金額をまとめて渡すか、ご主人が管理が苦手な場合は1カ月分を4週(または5週)で割った金額で毎週渡すか、といった具合でご主人と相談しながら工夫してみると良いと思います。

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