はじめに
老後資金はどう貯めていく?
老後費用については、現在貯蓄が少ないので、第二子の大学費用を支払ってから貯めていくことになるでしょう。先に挙げた固定費の見直しをして、確定拠出年金などの税制優遇制度を活用していくことが最良と思います。貯蓄と投資のバランスをとっていくと良いと思います。
年金制度の変化によって、年金は65歳以降の受給にして繰り下げれば、1カ月繰り下げるごとに0.7%受給額が増えます。70歳ほどまで繰り下げることを考えると、その間の生活費は稼いでいかないといけませんので、仕事やアルバイトはできるだけ長く続けられるとよいと思います。
住宅ローン返済で気をつけたいこと
最後に住宅費5万円ですが、こちらは住宅ローンの返済額でしょうか?ご収入に対して住宅費が高すぎるということはないと思いますが、一点注意が必要になります。ボーナス100万円から手残りが35万円ということは、住宅ローンの支払いにボーナス払いが設定されていませんか? 住宅ローン破綻の大きな要因は、ボーナスがカットされてボーナス払いが滞ることで起こりがちです。現在の住宅ローンの金利にもよりますし、借り換え手数料も発生する可能性があり損得の計算が必要になりますが、ボーナス払いをしているようであれば住宅ローンの組みなおしを検討してもよいかもしれません。
以上、全体的にメタボ家計だと言えます。しっかりと、ご夫婦で家計把握の習慣をつけられるとともに、各支出ポイントをいしっかり改善していくと、より良い未来が描けると思います。以上、ご参考になれば幸いです。
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