はじめに

仕事の目的は、消費者のニーズを満たすこと

多くの転職サイトが登場し、求人を気軽に探せるようになりました。どれも非常に便利で使い勝手が良いです。

その一方で、仕事を選び放題という錯覚を起こしているようにも思えます。求人にエントリーするだけであれば誰でもできますから、ECサイトを見るような感覚で、求人に気軽にエントリーできてしまうわけです。

こうなると、年収が高い求人、福利厚生が充実している求人に転職者が集中するのは当たり前です。

しかし、仕事選びは買い物とは異なります。入社を希望しても、求人企業から選ばれなければ転職はできません。

では、実際に仕事とはなんでしょうか?

仕事とは、需要に対する供給者になることなのです。ここでいう需要側は、消費者やお客さんです。消費者はニーズを満たすために、供給者のサービスに対してお金を支払います。

つまり、仕事というのは人が自分ではできない、もしくはやりたくないことを、代わりに行ってお金をもらう活動なのです。

にもかかわらず、お金をもらいながら楽しい仕事を探そうとする行動自体が間違っていますよね。仕事の目的は、あくまで消費者のニーズをきちんと満たすことです。

もし自分が楽しみたいのであれば、お金を支払って供給者からサービスを提供してもらえばいいのです。

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