はじめに

借りている住宅ローンの固定金利が高ければ借り換えを

図表2で示されたように、少しでも金利は低いほうが利息支払い総額は安く抑えることができます。しかし、固定金利を選んだ後に、金利が高かったことに気づくこともあるのではないでしょうか。

高い固定金利で住宅ローンを借りている場合は、新しい住宅ローンに借り換えることにより「減額する利息の総額」が「必要な諸費用等」を上回る可能性が高く、検討の余地があります。その際には次の点には注意する必要があります。

(1)借り換えには新規の住宅ローンと同じように、融資手数料、保証料、抵当権設定費用、印紙代などの数百万円の「諸費用」が必要になること。
(2)借り換え前後の「利息総額の差」は、「金利差」「元本残額」「残期間」によって異なること。
(3)借り換え前後の住宅ローン双方が全期間固定でなければ、将来金利の変動の可能性により「利息支払い総額の差」は確定しないこと。

具体的な「減額する利息総額」は借り換え前後それぞれの金利によって、「諸経費」は、借入期間・借入金額によって異なるので、金融機関のホームページなどから計算してみるとよいでしょう。

住宅を購入する際には、土地や建物の価格の他にも、諸費用や利息がいくらになるかも考える必要があります。そして、これらの費用のうち、もっとも大きな割合を占めることの多い利息について知れば、新規の借入だけではなく、その後の返済計画においても気づきは多いのではないでしょうか。

住宅を購入したいと思っても、予想以上に諸経費や利息がかかることに驚いた人も多いのではないでしょうか。しかし、諸費用と利息はあらかじめある程度予測することができます。住宅ローンを借り入れる前に、是非いろいろな条件で計算して検討し、納得してから借り入れをしていただきたいと思います。

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