はじめに

家計のバランスについて考えてみよう

ご相談者は、支出が増えてきた、お金が残らなくなったと感じてはいても、どの支出が増え、その分どの支出を減らしてバランスを取ろうかなどと考えてはいなかったのではないでしょうか。

お金は湯水のように湧き出るものではなく、使える上限があります。その上限の中で支出を抑えるには、払うべき支出、さほど重要ではない支出を見極め、必要なものにはしっかりと支払い、そうではないものの支出を減らすというバランスのとり方をしなくてはなりません。ご相談者はその点ができていなかったのではないかと感じています。まずは支出を把握し、家族のために必要な支出、さほど必要ではない支出を見極めていくことから始めてみましょう。

お金を使ってはいけないというのではありません。使うべきところ中心にしっかり使い、家族の今と将来の暮らしが満足いくものになるようにしていくのです。

40万円の重みを自覚して

お金が足りないことを話すと叱られるため、黙ってリボルビング払いを利用してしのいでいたということですが、この行動も良くなかったと思います。

まず、住居費を除き40万円の生活費で不足する状況を「おかしいかもしれない」と疑えなければいけません。もし働いて得られる収入が一般的にどのくらいなのかをご存知なければ、ぜひ調べてみてください。ご相談者がどれだけ恵まれているかわかるでしょう。そして、その金額を使い切ってしまうこと、赤字にしてしまうことが信用を失うことになることを自覚されたほうがよいのかもしれません。

夫と家計の話をしよう

一度信用を失ってしまったのかもしれませんが、これから努力していけば夫も見直してくれるかもしれません。まずは前述のように支出の全体像を把握し、その結果、ご自身がどのように支出をコントロールしようと考えているかを伝えつつ、夫の考えも聞いて、ご夫婦で家計の改善について方向性と足並みをそろえてみてはいかがでしょうか。

ご相談者の変わりたいという姿勢が伝われば、夫も怒るだけでなく、耳を傾けてくれるかもしれません。今後も家計について夫と話し合っていくことができれば、家計管理を誤ることも減っていくのではないでしょうか。まずは思い切って夫に相談してみましょう。