はじめに

ワンストップ特例制度の注意点

これまでのご紹介内容と重なる部分もありますが、以下に注意してください。

●寄付先は5自治体まで!
ふるさと納税先の自治体が1年間で5自治体までであることが利用条件です。気づかず6自治体目にも寄付をしてしまったという場合には、すべての寄付を確定申告で申請しなおしましょう。

●ふるさと納税の寄付ごとに申請が必要
ワンストップ特例制度の申請は、寄付ごとに申請が必要です。寄付先が5自治体以内であれば、同じお礼品を複数回申し込んだり、一つの自治体に2回以上寄付をしたりしていても利用できます。ただし、寄付ごとに申請書の提出が必要になりますので、申請漏れが無いよう注意してください。

●提出締切に注意!
申請書提出は寄付した翌年の1月10日寄付先の自治体必着です。また、ワンストップ特例の申請書を提出済の方で、寄付した翌年1月1日までに住所や名前など申請内容(電話番号を除く)に変更があった場合には、この日までに「変更届出書」を提出する必要があります。

●確定申告を行うと、ワンストップ特例制度による申請は無効
確定申告でも控除・還付の申請は可能なので問題ありませんが、それまで申請したワンストップ特例制度の申請がすべて無効になります。確定申告の際にはワンストップ特例制度の申請を行った寄付分も含めて、申請しましょう。

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