はじめに

(3)保険

預金と同様、保険も金融商品です。契約すると、もしものことがあったときにお金が受け取れます。何もなければもらえませんが、それはそのほうがいいですね。保険の中には、満期になるとお金が受け取れる貯蓄型の保険もあります。運用性の強い代表的な商品に「変額年金保険」があります。保険商品は全体的に手数料が高いのがデメリットとして挙げられます。
万が一の備えには役立つのですが、特に貯蓄型は、将来の満期保険金の分も支払っているので、保険料が高くなります。また、途中で解約した場合、戻ってくるお金が減ってしまう(元本割れする)可能性もあります。

(4)金

貴金属の金に投資する方法です。金は昔から「有事の金」といって、何か問題が発生するたびに資産の避難先として買われてきました。金そのものに価値があるため、価格が下がることがあっても、価値がゼロになることはないからです。
金に手軽に投資できるのは金ETFや純金積立。例えば、純金積立ならば、田中貴金属工業・三菱マテリアルなどの貴金属商では毎月3000円、SBI証券・楽天証券・マネックス証券などのネット証券では毎月1000円からコツコツ積立投資ができます。ただし、金には利息や配当金はありません。

(5)投資信託

投資信託は、投資家から集めた資金をまとめて、運用のプロがさまざまな商品に投資してくれる商品です。投資信託の投資先は、株・債券・不動産など、多岐にわたります。
わたしたちが購入できる投資信託は6000本ほどあるといわれています。ひとつの商品は、数十~数百の投資先に投資しているため、リスクを抑える分散投資の効果が得られるのがメリットです。ただ、投資先の資産が値下がりすれば、元本を下回る可能性もあります。また、保有中に信託報酬という手数料がかかり続ける点もデメリットです。