はじめに

(6)不動産

投資用のアパートやマンションなどを購入し、それを貸して家賃を受け取ったり、買った不動産を売ったりして利益を得る投資です。平たくいえば、大家さんになるわけです。
不動産は銀行で融資を受けて購入するのが一般的。借りたお金を使って投資ができる、とても効率のいい方法です。また、家賃収入は市場に左右されず安定しているのもメリットです。ただし、入居者がいないと家賃が入ってきません。ちゃんと借りてくれる人がいる地域・物件を選べるかが成功の鍵となります。

(7)株

株は、企業が事業に必要なお金を集めるために発行するものです。この株を売買して利益を得るのが株式投資。株式市場で株を安く買い、高くなってから売ることで、値上がり益(売却益)が得られます。また、会社によっては株を持ち続けていることで配当金や株主優待などをもらうこともできます。自分の好きな会社に投資して応援できるというおもしろさもあるのですが、値動きは大きめ。ときには資産が2倍・3倍になるなど、債券や不動産と比べて、値動きは大きい傾向にあります。

(8)ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは、お金を借りたい会社と貸したい投資家を結びつけるサービス。「貸付型クラウドファンディング」とも呼ばれます。クラウドファンディングといえば、寄付の代わりにお礼の品やサービスを受け取る仕組みが知られていますが、ソーシャルレンディングでは、満期を迎えると元本と利息が受け取れます。債券とよく似ていますが、利息は年数%受け取れることもあるなど高めです。ただし、投資先の財務状況が悪化すると、元本や利息が受け取れなくなるリスクもあります。運営会社が破綻した際には投資金額が回収できないリスクもある点に注意です。

(9)FX(外国為替証拠金取引)

FXは、円・ドル・ユーロといった通貨の売買を通して利益を狙う投資。たとえば、ニュースでよく聞く為替レート(2つの通貨の交換比率)が1ドル=110円のときに1ドルを買って、120円になってから売れば、差額の10円が利益になります。
FXでは、レバレッジというしくみを使って、最大でFX会社に預けた資金の25倍の投資ができます。つまり、うまくいけば利益が25倍になるのです。しかし、逆に失敗した場合、損失も25倍になってしまいます。ハイリスク・ハイリターンの投資といえます。

(10)暗号資産(仮想通貨)

暗号資産とは、通貨のような価値を持ったデジタルデータのこと。ビットコインといえばお分かりの方も多いでしょう。円・ドル・ユーロといった通貨(法定通貨)と違い、政府や中央銀行のような管理者も、硬貨や紙幣といった目に見えるお金もありません。ビットコインは2020年9月はじめには1BTC=100万円くらいでしたが、最近再び注目を浴び、2021年2月には600万円ほどまで値上がりしました。大きな値上がりが期待できる一方、1日で100万円以上下落するなど、値下がりのリスクも非常に大きくなっています。運営会社が破綻した際やハッキングされた際には投資金額が回収できないリスクもある点に注意です。