はじめに
共働きは共通口座に集約してお金の流れをシンプルに
結婚していて、共働きの場合は、「家計の管理」がより複雑になっていることが多くあります。家全体のお金の流れを把握するためにも、一度口座情報とお金の流れを整理するとよいでしょう。最終的には、夫婦の共通口座に集約して、「家」のお金の流れがシンプルに理解できるようになると、お金を正確に把握して節約しやすく貯めやすい「家計」ができると思います。
そして、現金財布へのお金の流れを理解します。
現金財布は、「マネーフォワード ME」では、「口座」画面から「現金管理(財布)」として管理できます。
この財布機能を使うと、たとえばATMから現金を引き出した場合に、「引き出した」というWEB上の明細情報を「マネーフォワード ME」が把握して、この財布に金額を記帳してくれます。自動で現金を引き出した分を財布に入れてくれるイメージです。
もちろん現金で買い物する場合は、自動で家計簿に記帳することができないので、自分で手入力し記帳することになりますが、その際、「支出元」を自分の財布にすることで、現金の支出を管理することができます。
自動家計簿アプリでお金の「仕組み化」を
人生100年のお金の管理を、自力でやりきるのはかなり大変です。
努力や根性ではなく、「仕組み化」をすることで長く正確に自分の家計が見えてくると思いますので、まずは家計簿アプリの設定から始めてみてはいかがでしょうか?
次回は、「マネーフォワード ME」の仕分け機能と、振替機能とおさいふ機能について解説していきたいと思います。