はじめに

「マネーフォワード ME」の基本的な使い方をマスターしたら、次はイレギュラーな状況にも対応できるよう備えておきましょう。予期せぬ入出金が発生すると、お金の流れが変わり管理しづらくなることがあります。

たとえば、クレジットカードを使って会社の経費を立て替えたとき、何もしなければ支出履歴がそのまま家計簿に反映されてしまうため、支出が増えて収支を正確に把握できなくなってしまいます。また一口に資産といっても、不動産や年金は、まとまったお金が必要になったときにすぐに現金化できないおそれがあります。

「マネーフォワード ME」では、そうした日常の家計に関係のない支出や資産を除外して管理することができます。お金の流れをシンプルにするために活用してみましょう。

3.資産と負債は定期的に確認を

日々の家計管理のほか、負債を含めた資産がいくらあるのかも定期的にチェックしましょう。「資産総額」はホームに表示されていますが、どの金融資産がどのくらいあるのかや負債については非表示なので、資産の全体像は把握できません。そこで、役に立つのが口座の中にある「資産」マーク(androidはホーム下)です。資産と負債がひと目で確認できます。

「資産」をタップすると、「預金・現金・仮想通貨」「年金」「投資信託」「ポイント」など、金融資産の種類別に累計額が表示されます。その下には、保有資産全体に占める割合も表示されているので、リスクをとりすぎていないかなど資産配分を見直す際に役立ちます。

また、画面上部にある「負債」をタップすれば、「住宅ローン」「クレジットカード利用残高(プレミアム会員限定の機能)」などの負債も同様に表示されます。

プレミアム会員になると、内訳グラフと推移グラフの両方で資産と負債を確認できるのでおすすめです。


立替払いなどのイレギュラーな入出金はお金の流れを複雑にします。日常の家計とは切り離して考え、管理しやすい仕組みを作りましょう。

また家計に予期せぬ出費はつきものです。病気やケガなどで、いつまとまったお金が必要になるかわかりません。そうなったときにも対応できるように、換金性の高い資産がいくらあるのか、予め把握して備えておきましょう。

「マネーフォワード ME」は、ただ支出を記録するだけではなく、毎月の収支を蓄積して自動で家計を分析してくれます。はじめに設定してしまえば、あとは更新されたデータを確認するだけです。日々の支出を確認しながら、本当に必要な支出だったのかを振り返り、節約に繋げていきましょう。

機能を最大限に活用して、家計改善に役立ててみてください。

執筆者:土屋舞

「マネーフォワード ME」の使い方 初級編
「マネーフォワード ME」の使い方 中級編
「マネーフォワード ME」の使い方 中級編2