はじめに

医療保険はどうするべきか?

ご存知のように日本とアメリカでは、医療保険制度に大きく違いがあります。アメリカにも公的医療制度のメディケア(Medicare)とメディケイド(Medicaid)の2つがありますが、相談者様の場合、いずれも対象ではありません。必然と、現地で新たな医療保険に加入することになると思います。その際には、住所地の制度も確認しておきましょう。

アメリカに限らず海外の医療保険には、世界中どこで治療を受けても、治療費をカバーするタイプの医療保険があります。そのようなタイプの保険に加入すれば、帰国後も利用することが可能になります。日本の医療保険は、世界中を対象とするタイプの医療保険に加入できたら、解約しても良いですね。

ただし、アメリカの医療保険も年齢が高くなると保険料は高くなります。帰国後の生活を踏まえて日本の医療保険を生かしておく場合、保険料の支払いも継続することになります。日本で加入したタイミングとアメリカでの保険料などを総合的に踏まえて、日本ではどちらの保険を使うのかを選択するようにしましょう。

老後資金は足りている?

現在の貯蓄総額は普通預金と定期預金で3,800万円。投資総額は100万円とiDeCo300万円。年金保険には6万3,000円、年金基金にも1万6,000円加入されています。

リフォーム費用や帰省回数、アメリカでの滞在期間にもよりますが、将来は公的年金に加えて年金保険があります。リフォーム費用を負担するのか、帰省費用は毎年いくらになるのかを算出し、現状で3,000万円を下回らないようなら、ゆとりある生活は送れると考えられます。そのためにはアメリカでどのように生活するのか、コストはどれくらいかかるのかも確認しておくことが大切です。

しかしながら、ライフスタイルは変化することがありますし、必要となる費用などにも変化が生じることがあります。変更が生じたときは早めに見直しをし、将来の生活に不安を持ちこさないよう、対策を講じておくことが必要です。

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