はじめに

家計管理は、しっかりされていますよ!

支出内訳を拝見しました。特に無駄遣いをしている様子もありませんし、子ども2人を育てて、住宅ローンの支払いをしながらも、毎月7万円預貯金に回せているのは立派です。しっかり者の相談者様ですので、使途不明金はないとは思いますが、万一、そのようなお金がある場合には、チェックするようにしてください。

相談者様の場合、家計を見直しても預貯金に回すお金が出てくるのか分からないくらい、しっかりと管理されています。それならば、収入を増やすことを考えてみてはいかがでしょうか。相談者様も働いて収入を得ていくことをお勧めします。

働いて収入を得るにはどうする?

下の子どもが8歳と言うこともあり、もしかしたら、あえて仕事をしていないのかもしれませんが、年齢的に、だんだん手が離れてくる頃ではありませんか? 相談者様は、まだ41歳です。契約社員として働くこともできますし、パートタイマーとしても働くことができますよね。

外に出て働くことが難しいのなら、自宅でできる仕事を考えてみましょう。今はコロナ禍ということもあり、事務職等でも在宅勤務で募集しているところもあります。探してみてください。もちろん、外へ出て働けるのなら、その分、可能性は広がりますよね。

とはいえ、求人の数はお住いの地域によっても異なります。住まいは千葉県ですので、地域によっては都内に通勤できると思いますし、郊外エリアでも千葉の中心地までなら働きに出ることはできるのではないでしょうか。

求人情報は、主婦向けのものから探すと良いでしょう。基本的にパートタイマーやアルバイトのお仕事が中心ですし、主婦の生活に則した福利厚生を提供している企業からの募集が多いのが特徴です。

毎月5万円稼ぐことができれば年間で60万円、9年で540万円です。もし、毎月8万円稼ぐことができれば、年間で96万円、9年で864万円貯まることになります。運用して利益を得るよりも、確実に貯めることができますし、目標額に近づいていきますよね。

年金資金の運用はiDeCoがお勧め

貯めたお金は普通預金や定期預金に預けていても良いのですが、せっかくなら、収入の一部を、より年金を貯めるために適した方法で運用していくことを検討しても良いでしょう。

年金資金の運用を考えるなら、日本の年金制度のなかのひとつである「iDeCo(個人型確定拠出年金)」がお勧めです。すでに専業主婦の場合、第三号被保険者として国民年金に加入していると思いますが、iDeCoは任意で加入する年金です。毎月決まった額を拠出して、低リスクで運用していくことができます。

ただし、運用は自己責任です。貰える年金額は運用次第で変動しますので、その時にならなければいくら貰えるのかは分かりません。また、途中で引き出すことができません。あくまでも用途は年金のみ。無理のない範囲で拠出額を決めることが大切です。第三号被保険者の専業主婦の場合の毎月の掛金は、月額2.3万円までです。

まずは、はじめる前にiDeCoの公式サイト
で確認しておくと安心です!

年金はいくらもらえる? 気になる老後資金はお金のプロに無料相談[by MoneyForward]