はじめに

今年のボーナスの使い道に「投資信託」がランクイン

では今回、「ボーナスが出た」というラッキーな方は、どんなふうに使う予定でしょうか。面白い調査があったので紹介します。

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングによる「Pontaリサーチ」(2021年5月28日~5月29日)にて実施した「第47回Ponta消費意識調査 2021年6月発表」を見てみましょう。

<夏のボーナスの使い道>
1位…貯金・預金(37.1%)
2位…食品(ふだん食べるもの)(5.3%)
3位…旅行(宿泊を伴うもの)(5.2%)
4位…外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)(4.1%)
5位…衣服(3.9%)
6位…財形貯蓄(3.1%)
7位…食品(お取り寄せなど、特別なもの)(3.1%)
8位…ローンや借り入れの返済(3.1%)
9位…株式(2.1%)
10位…投資信託(1.9%)

夏のボーナスの使い道として、5年連続の1位が「貯金・預金」で、2位以下を大きく離してダントツです。2位は、昨年までの4年間は「旅行(宿泊を伴うもの)」でしたが、コロナ禍で旅行が厳しくなった今年は、「食品(ふだん食べるもの)」が2位でした。ボーナスを預貯金にまわしたり、日ごろの生活に使ったりしたい人が多いようです。

そして、注目したいのが、「投資信託」が、この5年間で初の上位10位に入ったという点です。筆者も証券会社の方に取材をした際に、「コロナ禍で口座開設が増えた」という声や「投資についてのお問い合わせが多い」というエピソードをたくさん伺いました。

コロナ禍で収入が減ったり、家にいる時間が増えたり、お金の記事を読む機会が増えたりして気持ちの変化があった人が多いようです。「投資を始めてみようかな」→「でも、たくさんのお金をいきなり投資するのは怖いな」→「投資信託なら、少額から始められるみたいだな」→「ボーナスが入ったし、まさに始め時?」という流れでは、と推察します。

また、すでに投資信託を買っている経験者の人も、この夏もみんなで集まったり、旅行をしたりは難しいということもあるでしょうから、「いつものようにお金が使えないから、投資をしてさらに増やしてみようかな」と追加購入を考えた人もいるかもしれません。そして9位「株式」も、この5年間のうち最高の2.1%でした。

ただし、こちらの調査が5月末に行われたものなので、「実際の使い道」は少々異なるかもしれません。「預貯金をするつもりだったのに、ボーナス払いで大きな買い物をしてなくなってしまった」「投資を始めようと思ったけれど、結局一歩踏み出せなかった」という人もいるでしょう。

ぜひ、ボーナスが出た方は、自分の考えていたことと、実際の使い道がどうなっているか、振り返ってみてください。