はじめに

教育費1635万円を用意するには

現在、上の二人のお子さんについては学資保険で積立をしています。そのため、大学入学費用として上の二人については300万円ずつ、合計600万円を学資保険で貯められる目途がすでに立っています。

現在、年間98万円(児童手当3万5,000円×12カ月、つみたてNISA3万円×12カ月)の積立ができています。ただし、児童手当は3歳以上中3までは1万円、また、3歳未満と第3子については小学校卒業まで1万5,000円というように、子どもの成長とともに変化していきます。

これから児童手当をすべて貯めていくと、ご相談者さんが53歳になる2036年には、498万円が貯められます。さらに、つみたてNISAも現在の3万年の積立を2036年まで継続していくと、運用益を考慮しなくても576万円となります。

児童手当498万円+つみたてNISA576万円=1,074万円になります。ここに学資保険の600万円を足し合わせると1,674万円となり、3人分の私立大学理系の学費1,636万円が用意できることになります。

家計の見直しについても考えましょう

児童手当とつみたてNISAで教育費の目途は何とか立ちましたが、老後のことを考えると決して安心とは言えません。現在、妻のiDeCo5,000円は貯蓄を取り崩して毎月投資している状態になっているのも良くないですね。そこで、家計の見直しについても考えていきましょう。

固定費の中では、通信費4万円に見直しの余地がありそうです。固定費とインターネットは手放せないとしても、子ども達はまだスマホを持つ年齢ではありませんから、スマホの数は大人分だけに限られるはず。格安スマホなどに切り替える、家族割を利用する、通話量に合わせた料金プランに引き下げるなど工夫をすれば、半額程度まで減額できる可能性があります。

車両費5万円、水道光熱費5万6,000円も気になりますが、車両はしばらく手放せない事情があり、水道光熱費も見直しをしたということなので、このままとしておきます。

続いて、食費14万円に注目します。3世代同居という事情があるためある程度の金額は必要だと思うものの、食費のなかに日用品や衣料費なども含んでいるため、無駄が見えにくくなっています。3カ月ほどこの内訳を細かく見ていくことで、1〜2万円の節約ができる可能性があります。

また、食費以上に中身が見えにくいのが、ボーナスの使い道です。現在、ボーナス120万円のうち20万円を貯蓄に回し、残り100万円は使い切っている状態です。必ず支払わなくてはいけない固定費なのか、それとも生活費の穴埋めなどに消えているのか、家族のイベントや家具家電の買い替えなど大切なことに使えているのかを確認してみましょう。

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