はじめに

「回数を減らす」ことも節約につながる

「日用品代」や「交際費」「被服費」などの変動費を節約するのに効果的なのが、「行く回数を減らす」ことです。スーパーやドラッグストアなどは、行くとついつい、安くても無駄なものを買ってしまいがちなので、「スーパーは週に1回」「ドラッグストアは2週間に1回まで」など、あらかじめ行く回数を制限することで、無駄な出費を減らすことができます。

お友達とのランチやウィンドウショッピングなども、行く頻度を減らすことで、毎月数千円の節約ができることも多いです。

夫の収入内で暮らせる工夫をしていけば、今後楽になる

今後、ご相談者に目標としていただきたいことは、まず、夫の収入の中で暮らせるようになること。つまり、家計を黒字化するということです。「今ですら8万円赤字なのに」と思われるかもしれませんが、妻の復職が予定通りに行くのか、長く勤められるのかも不確実でしょうし、今から家計を引き締めておけば、妻が働き始めたら貯金が確実にできるようになるでしょう。

そのために、支出にメリハリをつけ、大切な支出は維持しつつも不要な支出をカットするなど、支出をコントロールする方法を身に着けてください。今まで当たり前に支払っていた支出が、もしかすると当たり前ではないかもしれないと疑うことも大切。家計は工夫が大切ですから、生活が窮屈に感じない程度に、工夫をして支出を下げていきましょう。

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