はじめに

まずは、老後資金準備以外の目標の整理から

老後資金準備にiDeCoやNISAは効果的です。しかし、どれくらいの掛金でスタートするのか、どういった運用をしていくのかを考えることが重要です。そのためには、ご相談文にある、「2024年頃持ち家手当がなくなるため、月収5万減予定」や、金額が不明となっている「水道光熱費」など、将来の家計の変動要因や、現在の生活費の把握なども重要になります。

まずは、老後資金準備以外の経済的な目標を整理し、そして現状の家計を整理し、ライフプランを作成した上で、貯蓄のうちのどれくらいを老後資金準備の為の運用にまわせるのかを算出してみましょう。その上で、iDeCo等を活用し、ご自身のリスク許容度に合った運用を取り入れながら、準備していくことをお勧めします。

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