はじめに

今後のライフイベントでかかるお金を確認しましょう

今後の最初の大きなライフイベントとしては、30歳までに結婚したいということですね。結婚資金としては、海外旅行に行ける程度ということですが、お二人分で具体的にどのくらいの予算を考えられていますでしょうか。海外ですと、50~100万円くらいでしょうか。

次に相手の方がどのような形で就職されるか、イメージはありますでしょうか。民間企業への就職なのか、大学に残って研究者となるのか。また、勤め先は国内なのか、海外なのか。国内だとしても、ご相談者様の現在の勤務地から遠くない場所なのか、それとも遠方になるのか。その結果、ご相談者様ご自身は現在の職場を継続されるのか、場所によっては転職してお相手の方についていくことになるのか。

新婚旅行以外にも、結婚して同居していくとなれば、引っ越しや家具・家電の購入など、ある程度のお金は準備しておく必要があるでしょう。

現時点では決まっていないことが多いかと思いますが、基本プランとしてどのようなライフプランになりそうか、できるだけ相手の方と話してイメージしておくことが大切です。また、お相手の方はまだ就職前ということですが、資金的な負担割合についても話し合っておくことが重要です。

子どもの教育費もイメージしておく

次に最大2人の子どもがほしいということですので、一般的な子どもの教育費について確認しておきましょう。

まだご結婚前なのでお子様の教育プランまでは話されていないと思いますが、一般的に公立か、私立かで金額は大きく変わってきます。金額感だけでも具体的にイメージしておきましょう。

共働きの場合は保育園になるかと思いますが、幼稚園の場合ですと、大学までで次のような金額になるという調査結果があります。

1

すべて公立だと約800万円、すべて私立だと約2400万円となります。6年間ということもありますが、最も差が大きいのは小学校で、800万円近くの差になっています。

お子様の教育費は金額としてはかなり大きなものとなりますが、一度に必要となるわけではありません。実際に生まれてから、計画的に準備していけばよいと思います。

子どもが成人になるまでにいくらかかる? 将来必要なお金をプロに無料相談![by MoneyForward]