はじめに

6.家計を振り返る習慣をつける

家計簿をつけたら、支出を振り返る習慣を身に付けましょう。家計簿アプリを1日1回開き、何に支出をしているか見直すだけで自分の支出傾向がわかってきます。使いすぎのポイントがわかれば、対策をたてられます。

当然ながら、食費と光熱費では改善の仕方が異なります。費目ごとにどのように改善していくかを考えましょう。「マネーフォワード ME」は、通知機能があり、決まった日時に通知されるアラームを設定できます。朝起きたら、通勤電車の中で、夜寝る前にその日の支出を振り返る。など、自分に合ったタイミングで設定することで、無理なく確認する習慣を身につけられるでしょう。

7.予算を立てる

また、費目ごとに目標予算をたてて管理することも有効です。予算は、月間でいくら使うという管理方法もありますが、変動費は1ヶ月単位では進捗が把握しづらいので1週間単位で管理するとよいでしょう。月初は余裕があるけれど、給料日前になると途端に急激な節約では、バランス良くコントロールができません。1週間単位で変動費をコントロールし、使いすぎた場合は翌週支出をおさえてリカバリーします。

「マネーフォワード ME」は予算機能があり、食費、日用品、趣味娯楽、交際費など費目ごとに予算をたてて1週間単位で確認ができます。特に変動費をコントロールしたい場合は有効です。

家計簿で支出の癖や実態を把握し、日々見直しすれば、意識が高まり家計は改善しやすくなります。家計管理ができるようになった状態で、先取り貯蓄すれば、貯まりやすい強い家計になります。

第1回なぜ資産形成が必要?「家計簿アプリ」を使いこなして人生100年時代を生き抜く
第2回「家計簿アプリ」は最初の設定が肝心!使いこなして家計管理を成功させるコツは?

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