はじめに

今回のポイントをまとめると…

まとめると、しばらくは入籍せずに一緒に暮らしてみる、夫婦としてやっていけると確信できたら入籍して、持ち家は人に貸すことを考える、仕事を探して働き厚生年金に加入する、再婚相手と老後の住まいや老後資金について話し合うといったところでしょうか。

夫の勤務先には退職金がありません。持ち株が退職金代わりのようですから、持ち株の資産価値がどれくらいかを確認し、並行して定期預金などで貯蓄を。60歳以降も厚生年金に加入して継続雇用で働けるようなら、今からでもiDeCo(個人型確定拠出年金)に入ることを検討してもいいですね。65歳まで働くならあと13年間あるのでギリギリ間に合います。相談者さんも、新しい勤務先の状況に応じて、財形貯蓄やiDeCo(個人型確定拠出年金)、定期預金の積み立てなどを活用してください。生活が安定し、貯蓄が増えたら、住宅ローンの繰り上げ返済も検討していいでしょう。

せっかく巡り合った相手と幸せな人生の後半を過ごせるよう、2人で協力して老後資金をしっかり貯めていきましょう。

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