はじめに

まず確認することは、自宅の名義

まずは、ご自宅の状況について確認しましょう。

現在、親から頂いた持ち家とのことですが、名義もご自身になっているのかどうかの確認は重要です。もしかすると、名義は親のままにして住んでいるケースもあるかと思われます。その場合は注意が必要となります。

もし土地の所有権が親にあるとすると、その上に建物を建て住宅ローンを組む場合には、その土地に「担保設定」をしなければなりません。親の土地に金融機関などの担保設定がなく、また担保価値に問題がなければ、住宅ローンを組むことは可能ですが、ローンが残っている場合、既に担保設定されているため、新たに別の借入れに対して担保にすることが出来ません。

ご相談者の場合、既に住宅ローンは無いとのことですので、他の担保設定はされていないと予想されるので、ここに関しては問題ないと思われますが、場合によっては親が「連帯保証人」になることを求められることもあるので金融機関に確認しましょう。

連帯保証人は、ローンの返済について借り入れた方と同等の責任を負うことになるため、もし親の土地に家を建てる場合は、十分な話し合いを行いましょう。

今回のご相談に関しては、既に親から贈与を受けて所有権の移転登記もされている、もしくは上記課題をクリアしていると仮定します。

優先順位を決めて「いつ」「いくら」必要か整理

まずは、大きな経済的目標の優先順位を付けましょう。ご相談者の場合は、「教育費」「住宅建替え」「老後」の3つに分けられます。今回は下記優先順位と仮定します。

1.教育費
2.老後
3.住宅建替え

第一順位の教育費の確保を確実に行いたいと考えた場合、公立なのか私立なのかによって準備すべき教育費が変わってきます。また、子どもに将来の負担を掛けることになりますが、奨学金の活用の有無によっても変わってきます。まずは、教育方針について整理することから始めてください。

その上で、お子さま3人分の教育費が「いつ」「いくら」必要なのか、これから働く奥様の収入も含めての家計の収支内でやりくりできるのかどうかをシミュレーションする必要があります。特に、下のお子さまは3歳ですので、順調にいって大学を卒業するのは19年後、ご相談者が61歳の時になります。お勤め先の定年や60歳以降の年収の変化なども考慮したプランニングが必要です。

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