はじめに

●CRSP米国総合指数

米国株式市場全体を投資対象とした、約4,000銘柄から構成されているインデックス指数です。ちなみにCRSPはCenter for Research in Security Prices(シカゴ大学証券価格調査センター)の略称で、シカゴ大学ブース・ビジネス・スクールの研究センターの一つです。発表年は2011年と比較的新しく、時価総額加重平均で全米の時価総額の99%をカバーしています。この指数に連動したETFとしてVTIが有名ですが、VTIに連動した投資信託としては以下のものが有名です。

・楽天・全米株式インデックス・ファンド  管理費用:0.162%
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 管理費用:0.0938%

どちらも非常に管理手数料が安く、S&P500では拾いきれない中古型株も含んでいるため、アメリカ市場全体の成長を捉えることができます。

●ナスダック総合指数

米国の主な株式市場には、ニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダック(NASDAQ)があります。この2つを合わせると、国際取引所連盟加盟国における米国の時価総額による市場シェアは約40%と、東京証券取引所の約6%と比べても圧倒的です。ナスダックは、正式名称は「National Association of Securities Deals Automated Quotations」で、この頭文字をとってNASDAQと呼んでいます。世界最大の新興企業(ベンチャー企業)向け株式市場で、アップルなどGAFAMやネットフリックス、テスラなどが含まれます。ナスダック市場全体に投資する投資信託はあまりなく、上位100社だけを選んだナスダック100(除く金融)に連動したETFにはQQQが有名です。投資信託は以下のものがあります。

・iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 管理費用:0.495%
・インデックスファンドNASDAQ100  管理費用:0.484%
・MAXISナスダック100上場投信  管理費用:0.22%

一口に米国のインデックスと言っても、紹介した通りさまざまなものがあります。
運用成績を見てみると、ここ20年での年率平均は以下の通りです。


※2021年11月末時点 

投資の神様ウォーレンバフェットは本人が亡くなった後の資産はS&P500で90%を運用するように言ったというのは有名な話ですが、ここ20年の平均リターンは10%を超えています。また、最近人気が集まっているNASDAQナスダック100指数を見てみると、この1年は43.5%と大きく上昇し、ここ20年も年率平均11.7%となります。GAFAMといわれる成長企業を含み、その他の企業もCAMBRICと言われるデジタル革命を牽引するトレンド領域を押さえていることからも今後も成長が見込まれます。

※CANBRIC=ITトレンドの頭文字をとった造語
「Cloud=クラウド」「AI=人工知能」「Mobility=モビリティ」「Bigdata=ビッグデータ」「Robotics=ロボット」「Internet of Things=IoT」「Cyber Security=セキュリティ」こと

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