はじめに

入院した場合の医療保険の考え方

どのような入院であっても、必要な上限額を計算するなら、上記の「高額療養費制度」が根拠になります。

年収が770万未満であれば ひと月の上限が8万7,430円なので、

よって、日額 5,000円を受け取れる医療保険であれば、自己負担分はカバーできると計算できます。

ただし、基本的に「入院の短期化」が進んでいるため、退院後もなかなか働けなかったり、治療費がかかり続ける場合はカバーしにくいこと。そして、入院費用以外の費用、例えば、差額ベット代やパジャマ代、テレビカードやお見舞いに来る家族のタクシー代などの雑費も掛かります。

仮に一か月だけならば、多少の出費で免れる、と考えることも可能ですが、それが1年間や3年間、あるいは10年にも渡る医療行為が必要になる場合、「医療費以外の出費」がライフプランに影響をするかも知れません。

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