はじめに

■年の途中で退職し、年末までに再就職していない人

会社で行われる年末調整は、毎年年末(12月31日時点)に会社に在籍している方が対象です。ですから、年の途中で退職して再就職していなければ、会社で年末調整が行われません。正しい税額を計算するために確定申告が必要です。

この場合も、1年間の給与が103万円以下の場合は確定申告が不要。しかし、退職前の給与から所得税が源泉徴収されている場合は、確定申告することで納めすぎた所得税が戻ってきます。とくにアルバイトを年の途中で辞めた方は、取り戻せるお金がないかチェックしましょう。

■災害による被害にあい、災害減免法による源泉徴収の猶予・還付を受けている人

災害によって住宅や家財が被害にあったときは、災害減免法により所得税が軽減・免除されます。この場合、年末調整が行われないので、確定申告が必要です。


今回は、会社員・公務員・アルバイトであっても、確定申告をしなくてはならない人を紹介しました。次は確定申告した方がお得な人について解説します。

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