はじめに

8月26日、積立投資やiDeCo、NISAを学ぶ「積立投資1DAYスクール」が開催。その中で「ロボアドバイザーでおまかせ投資+積立で未来への備えを」というセミナーが行われました。

登壇したのは、ロボアドバイザー「THEO」を運営する株式会社お金のデザイン 取締役COOの北澤直氏。ロボアドバイザーを利用するメリットとは何か、そもそも日本人が資産運用に否定的な理由とは、について北澤氏が解説しました。


資産運用をロボットがアドバイス

北澤氏: みなさん、こんにちは。株式会社お金のデザインの取締役COOをしております、北澤と申します。

今日は少しお時間をいただきまして、私たちが提供しているロボアドバイザー「THEO」というサービスについてお話させていただきます。「おまかせで投資ができる」がどういったものなのかをお伝えするとともに、本日の重要なテーマである積立についてぜひ共有させていただければと思っております。よろしくお願いします。

ちなみに私、Fintech協会の理事なんかもやっています。やはりこの2年くらいで、Fintechという動きでお金に対する関わり方がどんどんと身近なものになっているという実感があります。

私たちはその中で資産運用、ロボアドバイザーというサービスを提供している会社です。

日本で現預金が多い理由

この話は、先のセミナーからなんども出ていると思うんですけれども、やはり日本では現預金が多い。これは、今に始まったことではありません。なぜ多いかと考えてみると、なんとなく貯金をしている人が多いんじゃないかなと思います。実際、私もそうだったのでそう思っているんですけれども。

やはりお金は、何らかの目的を実現するための手段のはずなんです。しかし、どうしていいかわからないから、「とりあえず現預金で置いとこう」となり、結果、タンス預金しかり銀行預金しかりとなってしまていると言われています。

車を買いたいとかマンションを買いたいとか、そういう個別の目的はちゃんとあるんです。しかし、だんだんと「子どもの学費を作りたい」「老後の生活を豊かにしたい」など、目的が薄れてくる。そうすると、これをどうやってお金という手段で実現できるのか、若干曖昧になってしまう。

そのあたりで、なかなか資産運用や投資に一歩が踏み出せないんじゃないかと思っております。

銀行預金で眠っていたお金に目的を持たせる

やはり賢くお金をコントロールすること。それが将来のお金に対する不安を取り除くことになるのではないかなと私たちは考えています。そのための方法の一つとして、資産運用があるのではないかと。

資産運用や投資というと「すごく大儲けしたよ」「市場と逆張りをしたら2倍にも10倍にもすぐなったよ」などという儲けたという話をよく耳にするかもしれません。それも投資の一つのあり方でしょう。

しかし、私たちがロボアドバイザーというサービスで提供しようとしている資産運用は、もう少し中長期的に資産運用を見たときに、じわじわと地味にお金を積み立てていき、だんだんと増やしていく。目的を持たずに銀行預金などで眠っていたお金に少しでも目的を持たせようという発想の資産運用を提案しています。

賢くお金をコントロールすることとは、資産運用に限らないんです。すごく大事だと思います。

先に行われた竹川美奈子さんの話にもあったと思うんですけれども、やはり自身のバランスシートを作ってみる、自分の資質を考える、明らかにする、これが大事だと思うんですよね。お金を自分のコントロール下に置くところがポイントなんじゃないかなと思います。

資産運用で自分はどこへ向いたいのか

では、資産運用についてです。本日、セミナーでいろいろなお話があったと思います。すべてすばらしいお話、すばらしいサービスだと思っています。

ポイントは、どうやって自分の目的地に向かうかというところです。しかし、どうやって向かっていいかがわからない。運用方針もなかなか難しい話が多いですよね。運用対象のアクティブ、パッシブとか言われてもわからないですよね。国際分散投資をしたほうがいいのか、それとも自分がよく知っている日本に投資をしたほうがいいのか。

運用方法には、投資信託ももちろんあります。生株とかFX外貨も一つの運用手法ですし、場合によっては不動産などもあります。先物とかもですね、いろんなものがある。けど、どうやって何に自分が投資すればいいかがわからない方も多いのではないでしょうか。

ロボアドバイザー「THEO」の役割

突然ですが、ロボアドバイザーなど「おまかせをする資産運用」を、バスで例えてみたいと思います。

資産運用には3つぐらいフェーズがあります。

まず一つは、運用診断です。行き先がどこかを、自分でまず決めましょう。運用開始するときに、その目的地にたどり着くまでには、いろんな道順があります。これをどうやって運用しようか手法を考える。それが道順を決めるということです。

ただ、そこで運用開始しただけではありません。やはり運用し続けるところがすごく重要になってきます。そうなると、自分でずっと運転し続けることが必要なんです。

しかし、自分で運用するための時間がない方もいらっしゃると思います。それにけっこう専門的な知識や手間暇がかかる運用手法もあります。そういうものをバスの運転手に任せて、自分はそのバスに乗りながら目的地に向かうとしたらどうでしょう。

席に座りながらスマホをいじったり、本読んだり。別な好きなことをやって過ごす。これがおまかせ運用のロボアドバイザーが目指すようなやり方だと位置づけています。

私たちロボアドバイザー「THEO」は、(自身のTシャツを指して)このTシャツにも書いてある「THEO」なんですけれども、プロの資産運用を誰でも簡単に、それもスマホで始められる。そういうサービスを目指しています。

実際、何をやるのかというところなんですけれども、簡単に言ってしまうと先ほどのバスの話と同じです。まず最初に、自分がどういう運用をしたいのかを考えなければいけないんですね。

いろんなアドバイザーの方たちとじっくり相談する。これも良しなんですけれども、THEOはスマホでいつでもどこでも、アルゴリズムが一人ひとりに合った運用方針を探し、「こうではないですか」と診断します。その後に運用の開始です。