はじめに

アルゴリズムで資産運用へのハードルを下げる

THEOは、いわゆるファンドマネジャーの人がいろんな分散投資、国際分散投資、運用商品をどうやって買っていいかを人の力で一つひとつやるのではなくて、我々が作った運用モデル……アルゴリズムと呼んでいますけれども、これに基づいて自動的に「今どういった商品をこの人にだったら買って構成すればいいのか」を判断します。

実際にはETF、上場投資信託を最大30種類ほど買ってきます。その中には世界中の株、債券、実物資産、あらゆる資産が入っていると思っていただければと思います。

そして、いったん走り始めた後に運転し続ける。ここもポイントです。おまかせ運用です。資産運用、運用方針、一回決めたらちゃんとその道順に従って行かなければいけないので、毎月、リバランスという行為をしっかり行います。

自分の持っている資産はだんだん値動きします。そのため、バランスが崩れてきたりするんですね。それをちゃんと調整し直すことをしないと、自分の目的地にたどり着けなくなっていまいます。

ですから、このリバランスという行為が重要ですし、あと経済状況の変動、場合によっては年齢を重ねるごとにその運用手法を少し変えなければいけないことも出てきます。こういったこともTHEOがユーザー、お客さまに代わって自動的に行います。こういったものが、ロボアドバイザー、THEOが提供するサービス内容です。

(スライドを指して)少し細かく言ってしまうと1~5なんですけれども、端的にお伝えすると、例えば今までは非常に裕福な方向けにプライベートバンクなんてサービスがありましたよね。すばらしいサービスだと思うんですが、一般の人にはなかなか手が届きませんでした。

「個人資産10億円からスタートです」なんて言われると、始められる人はなかなかいないと思うんです。そこでやっていたようなサービスをTHEOは、アルゴリズムを駆使して、もっともっとハードルを下げて誰しもが使えるように、ご提供できるようにしたというところがポイントなんです。

だからこそ、先ほどお伝えしたような毎月のリバランスであったり、さまざまなETFをいっぱい組み合わせたりすることによって、国際分散投資と言われる投資をしっかりとお届けしようやっています。その他、毎晩ちゃんとトレーディングを行なうなど、きめ細かい資産運用サービスを、アルゴリズムを使ってコストを極力下げて提供しています。

「リスクが怖い」「手数料がわかりにくい」

とはいえ、なかなか資産運用に一歩踏み出すのは、ハードルがすごく高いんじゃないかと私個人としても認識しています。

(スライドを指して)これは日証協さんの以前のデータなんですけれども、やっぱり投資の印象にはネガティブな意見が多いんですよね。「難しい」「お金持ちがやるものなんじゃないか」とか、場合によっては「ギャンブルのようなものなんじゃないですか」と言われることもけっこう多い。「なんとなく怖い」といった意見もありますね。

一方、ポジティブな意見もあります。特に「将来の生活資金の蓄えに役立つ」みたいなことは、一つの大きなポイントなのではないでしょうか。

私たちTHEOは、2016年2月からロボアドバイザーとしてのサービスを提供し始めています。

サービス開始前に、2,000人ぐらいのユーザー候補の方にアンケートを取りました。「資産運用を考えたときに、一体何が重要なポイントなんですか?」と伺うと、「リスクが低いほうがいい」とか「お金が0円になっちゃう」とか、場合によっては「借金しなければいけない」みたいなリスクを考える方が多いようです。

しかし、リスクとは基本的に上下の変動のことを言いますよね。儲かっても損しても、ある意味ではリスクなわけです。自分が想定している方向にどこまでブレずにいけるか、それこそがリスクが低い運用なんです。

「リスクが低いこと」を一番の重要なポイントとして挙げていらっしゃる方が多いです。あとは「手数料が安い」「少額から運用できる」「気軽に始められて解約できる」、そしてもう一つが「仕組みが分かりやすい」。この5つのポイントでした。

みなさんの中でも、もしかしたら「ああ、そうだな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで先ほどの前の図、アンケートにもありましたけれども、結局のところ今までの資産運用サービスで、なぜかこのあたりを解決できていなかったと考えました。

昔いろいろ投資をした人に話を聞くと「なんかバブルのときに高騰しちゃって、全部すっちゃったんだよ」「紙切れになっちゃったよ」といった恐ろしい話を聞くと、リスクって怖いなと思ったりします。

あとは、手数料がわかりにくい。それでいうと「資産運用って何%利回りがあるの?」みたいな話と、もう一つ「何%ぐらい手数料とかコストがかかるの?」など、コストがなかなか見えにくかったりします。

先ほどプライベートバンクという事案を出しましたけれども、少額から簡単にお金がなくても始められるというのが、一般的なイメージとしてはなかったのかもしれません。

そして「1回始めちゃうと1年間は解約できませんよ」「場合によっては10年間ずっと置いとかなきゃいけませんよ」、そういうサービスがあったりもします。仕組みがわかりにくかったんです。いろいろ説明を受けるけれども、よくわからない。わからないから始めない。そんな方が多かったと思っています。

THEOの手数料は年間運用報酬の1%

ロボアドバイザーの役目は、こういったすべてのハードルを極力下げることだと思っています。なので、いっぱいETFを買うことによって、価格の変動や自分の資産価値のブレが少ない仕組みで運用したりします。手数料も年間の運用報酬の1%をいただいていますが、それ以外のコストを一切かけません。その1%の中でやりくりすると、我々はご提案しています。

そして、少額から運用できます。後ほどお伝えしますが、先日1万円からスタートできるようになりました。もう気軽にいつでもどこでもスマホでできます。

THEOを始める方の中には、本当に通勤電車でスタートする方もいらっしゃるぐらいなんですね。仕組みがわかりやすいので。

裏では、先ほどのスライド1~5でお見せしたように、いろんなことやっているんですけれども、それをすべて理解していただかなくても、まずは運用を任せることで「なるほど。こんなことやってくるんだろうな」と段々理解していただくのもありなんじゃないかなと思っています。

9割弱のユーザーが資産運用の未経験者

昨年2月から始めて、すでにTHEOの運用実施者の方は1万3千人。これ実は8月7日時点なんですけれども、現時点では1万5千人を実は超えています。非常にたくさんの方にTHEOを使っていただいています。

始めやすいところが、支持されている理由の一つなんじゃないかと思っています。というのも、THEOユーザーの半分近くが「資産運用をほとんどしたことがない」という方なんですね。そして9割弱が、投資とか資産運用のほぼ未経験者です。

そして、5割以上のユーザーが、20代、30代の方です。今まで資産運用をしたことがなかった世代。そういうた方々が「なんかスマホを使って簡単にできるね」「運用コストも安そうだし、資産運用って難しそうと考えたけども、簡単に始められそうだな」など。そんなことでTHEOを始めてくださっている方が増えてきています。

冒頭に(スライドで)お見せしましたが、50%以上が現預金に眠っています。これが、この数十年間動かなかったんです。しかし、この貯蓄から資産形成と言われるスローガンの一つの動きを作っているのがこのロボアドバイザーであり、THEOであったんじゃないかと思っています。