はじめに

1万円から始まる資産運用

先ほど少し申し上げたTHEOのフルモデルチェンジについてです。ここでちょっと挙手いただければと思うんですけれども。ロボアドバイザーというサービスを使っている方はいらっしゃいますか。

(会場挙手)

けっこういらっしゃいますね。びっくりしました。

そういった方々に対しては、この「ロボアドバイザーってそもそも何だろう」という話は少し重複しているかもしれません。しかし、我々のTHEOは、そういった一般的なロボアドバイザーのサービスよりも、さらに仕組みを変えています。それが今回のフルモデルチェンジなんです。

合言葉は「1」にしています。まず「1万円から始まる資産運用」です。始めやすいと続けやすい。これがキーワードだと思ったんですね。

THEOの前身サービスで学んだこと

私たちは2013年に会社を始めて、実はTHEOの前にロボアドバイザーサービスを2014年から提供しています。そういう意味では、もう3年ぐらいロボアドバイザーに携わっていて、いろんなユーザーの声を聞いてるんです。

その中でも一番大きいのは、「始めやすくしてほしい」「続けやすくしてほしい。すぐやめちゃうんだよね。なんかやっぱり気になっちゃって、ちょっと儲けが出るとやめちゃうんだよね」。そこの2つをどうにかして解決したいということがありました。

今回もユーザーの声を極力反映する形でモデルチェンジをしました。1万円から資産運用が開始できるようになっています。30種類以上のETFを1万円で買うのはなかなかできません。1万円だとやはり少し目は粗くなるんですね。

でもここに積立というものを付けていただくことで、毎月一定金額が増えてくることによって、だんだんと資産の内容が細かくなっていく。そしてしっかりとした、THEOが目指す国際分散投資に近づくようになっていくことを描いています。

そうやって最初は目が粗い1万円でも、まずは始めていただきたい。これが私たちの思いです。

THEOを10万円から始められるようにしたときも、一任運用など、おまかせの資産運用というサービスは、もう少し値段が高いというのがが業界水準としてありました。でも我々はそこも、「ちょっと頑張って10万円に下げましょう」ということで、昨年2月にTHEOを10万円から始めたんです。

「スマホでプロレベルの資産運用」と言われても…

しかし、みなさま方の声を伺うと「いや、10万もちょっと高いんですけど」という方が結構いらっしゃいます。それはそうですよね。スマホでプロレベルの資産運用と言われて「なるほど。そうだ、じゃあ僕の両親から相続した300万円を全部THEOに預けます」とすぐやる方はなかなかいらっしゃらないと思うんです。

ただ、ユーザーの方々の行動を見ていると面白いものがありました。例えば前身サービスでの10万円のときも、「10万円から始めて翌月も10万円を入れて、3カ月後に1000万円を入れる方」などがいらっしゃったんですね。やっぱりちょっとやってみて「なるほど、こんなに真面目なことやっているんだ。ちゃんとやっているんだ」ということを、まず始めないと理解できないんだと我々もすごく痛感したんです。

ならば、確かに10万は高いですよね。そこを1万円にしたらどうだということで、今回モデルチェンジしました。運用報酬は当然また1%ということにしています。

THEOがこだわった、たった数個の質問

いちから見直した設計というところが、実は肝なんですけれども。フルモデルチェンジの2つ目のポイント、おまかせモードについてです。

ロボアドバイザーのサービスは2011年ぐらいにアメリカで始まったサービスで、一般的にはまず冒頭ウェブサイトなどで数個の質問に答えていただくんですね。

その質問は多岐にわたります。面白い質問もあれば、金融っぽい質問もあったり、いろんなサービスがあります。みなさんも本当に工夫を凝らしてやっているんですけれども、私どもがTHEOを通じてわかったのが、最初にお答えいただいた質問の回答内容は、あまりちゃんと答えてないことが多いらしいんですね。とりあえず答えてみました、みたいな人が結構いました。

後で「やっぱり、あれは違ったんですけども」という方が結構いらっしゃったんです。あとは、どれだけ工夫しても「資産運用はやり方がわからないし、難しいから始めようとしたのに、なぜ自分の資産運用についての思考を聞くんですか」と。それが答えられないからやろうと思っているのに、という堂々巡りだったり。場合によっては血液型占いみたいに、「なんかちょっとよくわかんないしうさんくさい」みたいな話もあったりしました。

私どもが思ったのは、ユーザーが自身でちゃんとカスタマイズ、資産運用の方針を決めたい方はちゃんと決める道は残す。まったく資産運用をやったことがない方に対してや、冒頭からいきなり質問をするときには、資産運用に対するプロとか知識がある方じゃないと答えられないような質問は全部排除しました。もっと客観的な質問だけにしたんですね。

例えば年齢であったり、保有してる金融資産だったり。そうなるとアルゴリズムとしては、その客観的なデータに基づいて、「お客さまが30歳、このぐらいの金融資産でこういう収入がある」「であればTHEOのユーザー層からしてみると、こういった資産運用が最適なんではないですか」と、客観的なデータと回答に基づいてご提案をする。資産運用の方針を提案するように切り替えています。

ぜひ一度、弊社THEOのウェブサイトに来て、質問の仕方をご覧になっていただくと、今までのロボアドバイザーとちょっと違うなと思っていただけるはずです。

年齢を重ねるごとに資産運用の内容も変えていく

かつ、先ほどお話しました運転するときに例えた話の続きです。同じような成功を持っている方、同一人物であっても、20歳のときと50歳のときでは置かれてる環境が違うはずです。世界経済も同じです。

同じようなリスク成功の方であっても、例えばリーマンショック直後と現状であったら、運用すべき資産の配分も結構違うはずです。そういったところも、THEOのおまかせモードを選んでいただいたら、例えば年齢を重ねるごとに資産運用の内容を少し変えていくなども自動で行うモードを入れています。

さらには、積立の話です。本日はたくさんの専門家の方々からお話を伺っていらっしゃると思うので、私のほうでお伝えしたいのは、「本当に福利は大事ですよ」「ドルコスト平均は大事」です。それは本当に大前提としています。

THEOのリニューアルしたウェブサイトで診断していただくと、そのユーザーの方の回答結果に基づいて「THEOで10年運用してみると大体これぐらいになりそうです」という結果を見ることができます。当然レンジはあるんですけれども。

あとは、同じ金額を積み立てた場合の定期預金との差をお見せしています。