はじめに

リスクヘッジの観点から債券投資も一考を

この他に考えたい視点としては、リスクヘッジを挙げておきます。今投資されているもの以外の部分も考慮しておくと言うことです。仮に債券投資がされていない場合には、国内外の債券や債券投資信託も考慮に値します。株式に比べるとリスクもリターンも低くはなるものの、株式市場が荒れている昨今では力を発揮する可能性があります。

すぐに3割程度まで引上げなくても構いません。むしろ月々の投資金額を少しずつ増やし貯蓄する金額の比率を徐々に下げていきましょう。そして、株式市場が大きく下落するといった場合に、ある程度まとめて投資できる態勢を整えておかれたほうがよいでしょう。アメリカのナスダック市場などは、昨年11月ぐらいから大幅に下落しており、なかなか回復する見込みが立っていません。無理に投資する必要もないのです。こうしたときは何もせず現状維持も選択肢にあがります。

とはいえ、ご希望に添ってアドバイスを行うとすると、外貨建て個人年金や変額個人年金保険の活用、月々少しずつ投資への比率を引上げていく。これがよいのではないかと考えます。

※あくまで質問者の質問に沿った回答です。状況によって投資配分や投資内容の提案は異なります。
※投資は自己責任でお願いします。ファイナンシャル・プランナー(FP)はあくまでも一般的な配分や考えをアドバイスする専門家であり、個別具体的なアドバイスは投資顧問、投資助言業など金融庁の登録を受けた方しかできません。個別具体的なアドバイスを期待される方は、それ相応の対価を支払い投資顧問などへご相談ください。

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