はじめに
わたしも個別株から投資信託の自動積立に移行中!
わたしも数年前から個別株への投資をやめ、ほぼ投資信託の積み立て※に移行しています。というのも、ここ数年でインデックス型(このあと説明します!)の投資信託の手数料が劇的に安くなり、しかも自動で積み立てができる機能(ほったらかしにできる、ということです!)まで備わっているからです。
わたしの15年以上の投資歴の中でわかったことは2つ。
「株取引は心理戦である」「資金は多ければ多いほど有利」ということです。
つまり、経験も少なく資金も少ない個人投資家が、経験豊富で資金も潤沢な機関投資家に勝てるはずがないんですよね。
実際に、「投資は9割が負ける」と言いますが、利益の9割を機関投資家が持っていき、残りの1割を個人投資家が奪い合っている、という体感があります。
個人で個別株の取引をするのはかなりハードルが高いのです。
※ 積み立て:たとえば、1回で12万円分の投資をするのではなく、月1万円の投資を12 カ月続けて12万円投資していくこと。
インデックス型の投資信託って何?
ところで、この「インデックス型」とはなんぞやと言いますと、世界的に有名な経済指標(NYダウ、S&P500、日経平均など)に価格が連動するようにつくられた投資信託のことです。
インデックス型と対になるのが、「アクティブ型」。こちらは市場平均以上のリターンを目指して、ファンドマネージャーと呼ばれる人たちが銘柄を選定しています。
アクティブ型は人の手がかかっている分、手数料が高くなってしまうわけですが、データを見ると、インデックス型に比べて決して好成績とは言えないようです。
であれば、わざわざ手数料の高いアクティブ型を選ぶ必要はありませんよね!
ということで、わたしはインデックス型をメインにしているのです。
基本は米国株など成長が見込める国に投資しよう
インデックス型投資信託の自動積み立てがいかに優秀かということはわかっていただけたかと思いますが、そのインデックス投資にもまたまたたくさんの選択肢があるんです。そのため、ここでも何を選んだらいいのかわからなくなってしまう方が多いと思います。
ただ、わたしも何を買えば一番いいのかなんてわかりません。
当然ですが、未来のことなんてわかりませんからね。
しかし、基本は先進国でありながら今後も成長が見込めるであろう米国を中心としたポートフォリオ※にすることがおすすめです。
もちろん本当に米国がこれからも成長するかなんて誰にもわからないわけですが、可能性が高いという点で、現状、一番に候補に上がるのではないでしょうか。
もしも米国一択にするのは不安だという方には、全世界にまんべんなく投資ができるタイプの投資信託がベストです。
※ポートフォリオ:持っている金融商品の組み合わせのこと。