はじめに
子どものお金の教育はしている?
柴山:子どもがまだ小さいので投資教育はしていないですが、相手に感謝されるような価値を提供した場合に「お金を得る」ことができる、そこが本質だときちんと伝えたいです。特に日本だと、お金を稼ぐことに対して罪悪感があったり、後ろめたさがあったり「お金に関して議論することは良くないんじゃないか」という考えを持つひとは多いと思います。
でも、お金というのは本質的には、相手に対して価値があるものを提供しないと得られないのです。なので、お金が得られること自体はすばらしいことだと思います。そうすると、どうしたら相手の役に立てるのかを考えていかないといけない。事業であれば、いかに社会に貢献できるかを考えないといけない。そうすると後からお金がついてくる。それが資本主義の一番の根本になるところです。そこを普段のお買い物やお小遣いなどの何気ない日常の中で伝えていきたいです。
辻:お金というものに対する根本的な考え方ですよね。子どもの教育にとっては大事ですね。
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「貯蓄から投資」の時代に必要なこと
2022年現在の経済政策の柱の一つに、「貯蓄から投資へ」があります。老後2000万円問題が取り沙汰されるなど、ただ貯蓄しているだけでは老後資金の確保が難しい時代。多くのひとが個人投資家として自分の資産を運用して守っていくことになるでしょう。それはつまり、お金について学ぶことが必須になるということです。
今回のようなお金をテーマとしたイベントは、そんな時代に必要な「お金を学ぶ場」です。長期投資する際のマインドやお金の失敗談など、お金のプロに質問を投げかけて学ぶ機会はなかなかありません。
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