はじめに

どれだけ働けばよいか?

厚生年金に加入すると、増える老齢厚生年金額は次の計算式で簡単に計算できます。

年収×0.55%×加入見込み年数

たとえば、35歳のパートの主婦、年収110万円、65歳まで厚生年金に加入したとします。
110万円×0.55%×30年間=毎年18万1,500円(月々15,125円)増額します。

年収110万円の健康保険料と厚生年金保険料(東京都の協会けんぽより)で自分が負担する保険料は合計月額は約12,000円、年間144,000円です。

人は何年生きるかも分かりませんから、一概に損得を一言では表しきれません。ただ人生100年といわれるこの時代、将来のために働くことで上乗せして資金を準備していくことが大切だともいえます。

自分がどう働きたいのか、どうありたいのか、家族ともよく話し合って考えてみてください。

参考
日本年金機構 令和4年10月からの短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大

協会けんぽ 出産手当金

協会けんぽ 傷病手当金

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