はじめに
10月17日週「相場の値動き」おさらい
10月21日(金)の日経平均株価は、前日比116円38銭安の2万6,890円58銭と続落。前週末10月14日(金)の日経平均株価は2万7,090円76銭でしたので、週間では206円12銭の下落となりました。
米FRB高官のタカ派発言もあり、利上げによる景気後退への懸念は継続。予想より堅調な企業決算が相場を支えているものの、20日の米市場は米長期金利が連日で上昇し、一時4.2%台と2008年以来14年ぶりの水準となったことが相場の重しとなっているようです。
外国為替市場では、ドルが対円で32年ぶりに1ドル150円台となっています。
10月14日(金)、円相場は一時1ドル=148円台まで値下がりし、10月19日(水)には一時149円50銭付近を推移。 10月20日(木)の16時半過ぎにドル円が大台の150円を超えた途端に大きく下落をし、9月22日の財務省と日銀の介入が同じような時間(ロンドンタイムの前)に入ったことを思い出された方もいたはず。
TradingViewより
10月21日(金)には150円後半まで円安進行していますが、チャートをみると次のレジスタンスは160円の大台なので、ここで円安進行がとまるかは疑問だと個人的には考えます。